今さら聞けない「ウォーターサーバー」とは?基礎知識や選び方【イラストで解説】

今さら聞けない「ウォーターサーバー」とは?基礎知識や選び方【イラストで解説】

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A子

ウォーターサーバーって色々あってどう選べば良いか分からない!

というあなたのための記事です。

ウォーターサーバーは色々種類があってどれが良いか悩みますよね・・・。
今回はそんなあなたが自分に合った商品をしっかり選べるよう、ウォーターサーバーの基礎知識や選び方などをイラストを交えてご紹介したいと思います。

アドバイザー

是非参考にしてみてくださいね!

執筆者紹介
Web/UIデザイナー歴17年目のフリーランス。これまで数々のWebデザインスクール取材&体験を行ってきた経験をもとにしたWebメディアを運営。多数の大手企業Webサイト制作経験あり。» 詳細はこちら

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ウォーターサーバーの基礎知識

ウォーターサーバーの基本的な選び方

ここからはウォーターサーバーの基礎知識を8つの項目に分けて、できるだけ分かりやすく解説してまいります。

ウォーターサーバーの基本知識

  1. ボトルのタイプは2種類あり
  2. 使い捨てボトルの特徴
  3. ボトルは上・下置きの2種類あり
  4. 温度は4タイプあり
  5. お水は天然水・RO水の2タイプあり
  6. 天然水は加熱・非加熱の2種類あり
  7. 基本的にチャイルドロック標準装備
  8. 床置き・卓上タイプの2種類あり
アドバイザー

では行ってみましょう!

1. ボトルは回収タイプと使い捨てタイプの2種類がある

ボトルは回収タイプと使い捨てタイプの2種類がある

まずはボトルの種類について。

ボトルは回収タイプが一般的なイメージがありますが、近年では使い捨てタイプが主流となっています。

形はペットボトルや袋タイプがあり、いずれも持ち運びやすいように小分けになっている場合が多いです。

回収タイプの場合、専門業者が配送できるエリア内しかサービスがなかったり、自宅で空のタンクを保管するデメリットがありましたが、使い捨てにすることでそんなデメリットはなくなりました。

2. 現代の使い捨てボトルは自動で収縮する

現代の使い捨てボトルは自動で収縮する

そしてこのタイプの特徴は水がなくなってくると「収縮」してくるのです。収縮することによってこんなメリットがあります。 

収縮することによるメリット

  1. 無駄な空気が入り込まなくなり雑菌が増えるのを抑える
  2. ボトルをつぶす手間が省ける

大きいボトルにゴボゴボと空気が入り込むイメージが強かったウォーターサーバーですが、今ではだいぶ考えられた設計になっているんですね。
※収縮しないペットボトルタイプもあります

3. ボトル設置位置は上置き・下置きの2種類がある

ボトル設置位置は上置き・下置きの2種類がある

ボトルを設置する位置は上置き・下置きの2種類があります。

重いボトルを設置するならもちろん下置きの方が簡単ではありますが、最近では上置きでも持ち上げやすいように小分けになっているものがありますので、どちらを選ばれても大丈夫です。

しかしあえて下置きを選ぶメリットももちろんあります。 

あえて下置きを選ぶメリット

  1. もちろん水を設置するのが楽
  2. 容量が大きいタンクを設置できるため水を変える手間が少なくなる
  3. 給水口が高くなるため(大人は)使いやすい

デザインと好みに応じて選ばれるのがベストです。

4. 温水・冷水に加え常温や熱湯を出せるタイプもあり

温水・冷水に加え常温や熱湯を出せるタイプもあり

一般的なウォーターサーバーは冷水か温水かの2択がほとんどですが、最近では常温水や90℃の高温が出せるサーバーも出てきました。

ウォーターサーバーは常温水が飲めるものだと思っていた方や、カップラーメンがそのまま温水で作れると思っていた方もいらっしゃるかもしれませんが、実はまだ一般的ではないため、希望される方は対応しているサーバーを選択する必要があります。

5. お水は天然水の他、RO水という水道水を濾過したタイプがある

お水は天然水の他、RO水という水道水を濾過したタイプがある

このページでご紹介するウォーターサーバーはすべて天然水で赤ちゃんにも使用できるものをご紹介していますが、一応ご紹介すると、お水は天然水のほかにもRO水という水道水を濾過したタイプもあります。

水道水!?と疑問に思う方も多いと思いますが、RO膜という超微細なフィルターでろ過することで水道水とはまったく別ものの純水になります。

6. 天然水にはさらに加熱処理と非加熱処理をしたものがある

天然水にはさらに加熱処理と非加熱処理をしたものがある

また、天然水の方にも加熱処理をしたものと、非加熱処理をしたものがあり、主な違いは以下の通りです。 

主な違い

  • おいしさ:非加熱の方がおいしい
  • 製造コスト:非加熱の方が高い
  • 安全性:加熱の方が確実

安全性については加熱処理をした方が確実ですが、非加熱の方も加熱以外の方法で高度な殺菌処理を施し、国の法律と基準をクリアした確かなものなのでどちらも安全性は十分と言えるでしょう。

赤ちゃん向けにどうしても気になるということであれば、加熱処理がおすすめです。

7. 幼児がいる場合はチャイルドロック必須&子供の手が届かない位置にボタン

幼児がいる場合はチャイルドロック必須&子供の手が届かない位置にボタン

忘れがちなのが、1歳などの幼い子供がいる家庭では意外とこのウォーターサーバーが危険であることです。

子供が興味がてら高温ボタンを押してやけどをする事故が多く、現代ではチャイルドロックが付いている商品が一般的です。

とはいえ、チャイルドロック解除も子供が覚えてしまえば意味がないため、できるだけ幼児がいるご家庭では「子供の手が届かない」位置にボタンがあることが望ましいです。

8. ウォーターサーバーは床置きタイプと卓上タイプの2種類がある

ウォーターサーバーは床置きタイプと卓上タイプの2種類がある

最近のウォーターサーバーは床置きと卓上タイプの2種類があります。
それぞれのメリット・デメリットは以下のようなイメージです。 

床置き・卓上タイプの比較

 床置きタイプ卓上タイプ
給水口の高さ やや腰かがむ 腰かがまなくてOKな場合も
ボトル交換高さ ちょうどいい 高くなる場合あり
 必要なし 必要あり
水容量 多い 少なめ
場所の自由度 自由度が低い 自由度が高い
存在感 強い 薄い

床置きタイプと卓上タイプの大きな違いは縦サイズです。

ウォーターサーバーは高さがある床置きタイプが一般的ですが、理由はシンプルで、水を汲むためにしゃがむ必要がないからです。

床置きタイプは給水口高さやボトル交換高さなど色々と考慮された設計がされているため、置く場所を確保する必要はありますが、高さまで考慮する必要はありません。

一方、卓上タイプは高さが考慮されておりませんが、その分コンパクトで置き場所もある程度自由です。ただしテーブルや台に置くと高さが出てしまうため、給水はしやすくとも水交換が辛くなってしまう点は注意が必要です。

アドバイザー

ウォーターサーバーをそれほど使う予定がない方には卓上タイプが合っているかもしれません。

ウォーターサーバーのメリット・デメリット

出典:FRECIOUS

色々とご説明してきましたが、そもそもウォーターサーバーのメリット・デメリットって何?というあなたのためにサクッとご紹介します。

ウォーターサーバーの5つのメリット

  1. 冷水やお湯がスマートにサクッと利用できる
  2. 天然水がいつでも飲める
  3. 水を常備しておける
  4. 赤ちゃんのミルクがすぐ作れる
  5. 重い水を買いに行く必要なし

1. 冷水やお湯がスマートにサクッと利用できる

冷たい水をわざわざ冷蔵庫から出さなくても水が飲めますし、熱いコーヒーを飲むためにケトルで沸かす必要もありません。

とにかくサッとスマートにお水が使えるのは最大のメリットです。この便利さは一度使ってみなければ分からないかもしれません。

冷水やお湯がスマートにサクッと利用できる

2. 天然水がいつでも飲める

ミネラル豊富で健康的なおいしい天然水が飲める点もメリットです。

スーパーで売っているミネラルウォーターと天然水は違うため、常に本物の天然水を飲みたい方は特におすすめです。

天然水がいつでも飲める

3. 水を常備しておける

水を常備する機会が多いウォーターサーバーは、地震や災害で水が飲めないときも重宝します。

電気が使えないサーバーはもちろん動きませんが、常備しているお水を鍋やペットボトルに入れておくことで利用できるほか、災害用に便利なパックもあります。

水を常備しておける

4. 赤ちゃんのミルクがすぐ作れる

赤ちゃんのミルクはおよそ70℃が適しています。ウォーターサーバーによってはこれに適温なタイプがあり、ミルク作りにはかなり重宝します。

ちなみにフレシャスdewoSlatはエコモードで70~75度なのでこれにピッタリです。

赤ちゃんのミルクがすぐ作れる

5. 重い水を買いに行く必要なし

お水は定期宅配で自宅に届きます。

スーパーなどで買う機会が多い方にとっては、わざわざ重い水を持ち運ぶ手間が省けます。

重い水を買いに行く必要なし

ウォーターサーバーの3つのデメリット

  1. 料金がかかる
  2. 場所の確保が必要
  3. 多少のメンテナンスが必要

1. 料金がかかる

お金がかかる点はデメリットです。

しかしその分の水道代削減や、おいしい天然水がいつでも飲める、冷水・温水がすぐ飲めるなどの利便性を考慮するとそれ以上のメリットがあるのではないでしょうか。

料金がかかる

2. 場所の確保が必要

当然ですがウォーターサーバーを置くスペースも必要になります。

ある程度の存在感もありますので、インテリアに馴染むオシャレなサーバーであることが理想です。

場所の確保が必要

3. 多少のメンテナンスが必要

ウォーターサーバーはお水を扱うため、多少のメンテンスはやはり必要になります。

とはいえ、洗浄ボタンを押す・軽く洗う程度の簡単メンテナンスが最近の潮流です。

多少のメンテナンスが必要

デザイナーが選ぶ!オシャレなウォーターサーバーTOP3

デザイナーが選ぶ!オシャレなウォーターサーバーTOP3

さいごに、デザイナー目線で選んだ「オシャレで・安くて・使い勝手が良い」おすすめモデルTOP3をご紹介してまいります。

No.3

フレシャス dewo

出典:フレシャス

ポイント

  • 数々のデザイン賞を受賞
  • 使い捨てウォーターパックで設置がとってもカンタン
  • 電気代70%カットの省エネ機能満載

フレシャスdewoはこれまで数々のデザイン賞を受賞した、まさにデザイナーズウォーターサーバーの代表的商品です。 デザインは世界的プロダクトデザイナーの安積伸氏によるもの。

交換する水は袋タイプで、給水位置に設置すると自動で袋に穴を開けて給水されます。その他にも静音設計・省エネ機能・安全設計など細かい部分までしっかり考えられたデザインになっているのはかなり魅力的ですね。

フレシャスSlatともよく比較されますが、1Lあたりの価格にこだわるならこちらのフレシャスdewoがお得です。一方で常温・熱湯機能が欲しい場合はフレシャスslatがおすすめです。

サーバー名フレシャスdewo
月額費用5,962円/28.8L(1Lあたり:207円)
▼内訳
・サーバーレンタル:550円/月 ※前月2箱以上で無料
・水:5,082円/1箱(7.2L×4)他
・送料:無料
・月額電気料金:330円〜
常温・熱湯なし
天然水加熱処理天然水

フレシャスdewo  ※数々のデザイン賞を受賞

No.2

アマダナ ウォーターサーバー

出典:PREMIUM WATER

ポイント

  • デザイン家電で有名なamadanaとコラボしたモダンなデザイン
  • 空間を上質に魅せる。シンプル過ぎない独特な魅力
  • モンドセレクション受賞の非加熱処理天然水

PREMIUM WATER amadana ウォーターサーバーは家電ブランドのamadanaとコラボしたサーバーです。

木製台が付いた独特なフォルムで、シンプル過ぎずモダンで特徴的なデザインとなっています。シンプルなウォーターサーバーも素敵ですが、より上質でデザインコンシャスな空間を作りたい場合はこちらの商品が特におすすめ。

また、多くのウォーターサーバーはコスト・安全面から加熱処理天然水が一般的ですが、こちらはおいしさにこだわった非加熱処理天然水が特徴で、その味はモンドセレクションでも認められた魅力的なお水となっています。

サーバー名PREMIUM WATER amadana ウォーターサーバー
月額費用6,054円/24L(1Lあたり:252円)
▼内訳
・サーバーレンタル:1,100円/月
・水:3,974円/1セット(12L×2)他
・送料:無料〜880円 ※所在地による
・月額電気料金:約980円
常温・熱湯なし
天然水非加熱処理天然水

PREMIUM WATER amadana ウォーターサーバー ※スタイリッシュなデザイン

No.1

フレシャス Slat

出典:フレシャス

ポイント

  • デザイン賞受賞。マットな質感のスッキリとしたデザイン
  • ボトル下置きタイプで使いやすい
  • 常温水の他熱湯も出せる便利機能付き

フレシャスslatは世界的プロダクトデザイナーの安積伸氏デザインによるもので、グッドデザイン賞キッズデザイン賞を同時受賞した実績あるウォーターサーバーです。
マットな質感とシンプルな形がとても素敵ですね。

ボトル下置きタイプが特徴で、お水交換の手間と回数が少なくなる点が魅力的です。上部のタンクが省略されたおかげで給水位置が高くなるのもいいですね。

また、このモデルは常温水のほか熱湯も出せるため冷水が苦手な方やカップラーメンを手軽に作りたい方にも便利な機能となっています。

静音設計、省エネ機能満載。なんとコーヒーも出せるカフェ機能付きのモデルもあります。全体を通して最もおすすめの一台です。

サーバー名フレシャスslat
月額費用4,683円/18.6L(1Lあたり:252円)
▼内訳
・サーバーレンタル:990円/月 ※前月3箱以上で無料
・水:3,313円/1箱(9.3L×2)他
・送料:無料
・月額電気料金:380円〜
常温・熱湯常温あり・熱湯あり(リヒートモード:90度)
天然水加熱処理天然水

フレシャスslat ※最もおすすめの一台

さいごに

今さら聞けない「ウォーターサーバー」とは?基礎知識や選び方【イラストで解説】

ウォーターサーバーの基礎知識やメリット・デメリットなどご紹介してまいりましたがいかがでしたでしょうか?

A子

いろいろと整理できたわ!

ウォーターサーバーは今や200万世帯以上で利用されています。
新型コロナの影響で自宅で過ごす時間が増えた今、ぜひ一度この機会に安心・便利なウォーターサーバーを試してみてはいかがでしょうか。

アドバイザー

以上、この記事が参考になりましたら嬉しいです!

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執筆者

VOGELKUCK編集部のアバター VOGELKUCK編集部 Koichi Takahashi

Web/UIデザイナーになって17年目。普段はフリーランスで活動しながらも、このサイトではデザイナー目線で様々なサービスや商品のご紹介、実践的解説などを行っています。これまで数々の大手サイト制作・ブランド開発の経験あり。9才児のパパでもあります。

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