知らないと損!?Adobe Illustratorの「生成AI機能」を徹底レビュー

知らないと損!?Adobe Illustratorの「生成AI機能」を徹底レビュー

この記事にはプロモーションが含まれています

Adobe IllustratorのAI機能、使っていますか?
私は普段からよくIllustratorを使っていますが、生成AIに関する機能は正直ほぼノータッチという状態でした。

そこで今回、現時点で搭載されている代表的な生成AI機能をすべて試してみることに。
先に一例を挙げると、こんなイラストがたった1分程度で作れてしまいました↓

Adobe IllustratorのAI機能で生成したAIイラスト

この記事では、Adobe Illustratorの各AI機能で何ができるのかを紹介しつつ、実際に使って感じたメリットや気になった点も含めて徹底レビューしていきます。

タカハシ

「気になっていたけど使っていない」という方は、ぜひ参考にしてみてください!

プロフィール タカハシ@VOGELKUCK
Webデザイナー歴20年、Adobe歴25年のフリーランス。これまで多数の大手企業Webサイト制作を行いながら同時にWebメディアVOGELKUCKを運営しています。

タップできる目次

Adobe Illustratorの生成AI機能全まとめ

ひとまずAdobe Illustratorに現在ある生成AI機能を全部まとめてみました
(2026年7月時点)

機能できること主な用途
ベクターを生成テキストで指示するだけで編集可能なベクターイラストを生成ロゴ・アイコン・イラスト制作
生成塗りつぶし(シェイプ)図形の内部にAIがベクターアートを生成して装飾装飾素材・背景デザイン
コンセプトからベクター生成手描きスケッチや参考画像をもとに、ベクターイラストを生成ラフ・手描きイラストの清書
ターンテーブル2Dイラストから様々な角度のビューを生成キャラクター・商品の多角度イラスト
書き直しテキストの言い換え・校正・翻訳・文字数調整広告文・キャッチコピー・説明文
生成拡張ベクターや画像を周囲へ自然に拡張背景拡張・構図調整
生成再配色イラスト全体の配色をテキストで一括変更カラーバリエーション作成
パターンを生成テキスト入力からシームレスなパターンを作成壁紙・布地・包装紙・背景

他にもモックアップ画像トレースなど、AI機能を利用したものもありますが、今回はゼロから作り上げる「生成AI機能」に絞ってご紹介します。

先に結論を言うと、個人的にかなりイケてる機能だったのは「コンセプトからベクター生成」機能でした。

「コンセプトからベクター生成」機能で作成したイラスト
タカハシ

いずれもベクター形式で出力されます。

補足:そもそもベクター形式って何?

ちなみにそもそも「ベクター形式」というものをご存じない方のために簡単に解説します。(ご存じの方はスキップしてください)

画像データは通常、どんどん拡大するとボケて見えます

画像を拡大するとボケて見えるサンプル画像

これは、画像が小さな点(ピクセル)の集まりでできているためです。

一方、Illustratorで扱う「ベクター形式」は、線や図形の情報をもとに描かれているため、拡大・縮小しても画質が劣化しにくいのが特徴です。

画像を拡大してもボケないベクター画像のサンプルイメージ画像

そのため、ロゴやイラスト、アイコンなど、あとからサイズ変更や編集が発生しやすいデザインによく使われています。

タカハシ

シンプルな線で再現できるものがベクター化に向いていると理解しましょう!

ベクターを生成

まずは基本機能「ベクターを生成」から試してみます。
「ベクターを生成」は入力した言葉から自動的にベクター画像を生成してくれる機能です。

たとえば「猫がリラックスして寝ているシーン」と入力すればこんなイメージを作成してくれます↓

Illustratorで「猫がリラックスして寝ているシーン」と入力してベクター生成されたイラスト画像

これらはもちろんベクター形式で出力されています

ベクター画像で作られたことが分かるイメージ画像

また、生成するモデルもいくつか選べます。モデルというのは初心者の方はちょっと分かりづらいかもしれませんが「誰に作ってもらうのか?」というイメージです。

アドビの生成AIでは作ってもらう人(モデル)をいくつかの中から選べるのです。

現時点では以下のモデルがIllustratorには含まれており、それぞれで出力イメージが異なります

生成AIモデル特徴
Firefly Vector 3ベクターイラストの生成に特化。シンプルなアイコンやイラスト向き。
Firefly Vector 4Vector 3の進化版。より高品質で細かな表現や複雑なデザインに対応。
Gemini 2.5(Nano Banana)イラストや画像生成に優れたGoogle製モデル。高速で手軽に生成できる。
Gemini 3.0(Nano Banana Pro)Nano Bananaの上位モデル。指示への忠実度や画質、複雑な表現が向上。
GPT ImageOpenAI製の画像生成モデル。イラストからリアルな画像まで幅広く対応。
GPT Image 1.5GPT Imageの改良版。画質や文字の再現性、プロンプト理解力がさらに向上。

たとえば今回の「猫がリラックスして寝ているシーン」を各モデル別に出力してもらった結果がこちら

Firefly Vector 3

「猫がリラックスして寝ているシーン」を各モデル別に出力してもらった結果(Firefly Vector 3)

Firefly Vector 4

「猫がリラックスして寝ているシーン」を各モデル別に出力してもらった結果(Firefly Vector 4)

Gemini 2.5 & 3.0(Nano Banana)

「猫がリラックスして寝ているシーン」を各モデル別に出力してもらった結果(Gemini 2.5 & 3.0(Nano Banana))

GPT Image & GPT Image 1.5

「猫がリラックスして寝ているシーン」を各モデル別に出力してもらった結果(GPT Image & GPT Image 1.5)

同じキーワードなのにモデルごとに出力されるテイストが異なってて面白いですね。
個人的にGPT Image 1.5のイラストが好きですw

また、仕上がったイラストをさらにプロンプトで編集することも可能。

たとえば出力された猫のイラストに「背伸びをしているイメージ」と指示するとこのような画像に変更してくれます

「背伸びをしているイメージ」と指示するとこのような画像に変更
タカハシ

気に入った生成AIイラストから更に展開できるようになるので、とても使い勝手が良さそうですね。

ベクターを生成の使い方

ベクターを生成の使い方を解説

「ベクターを生成」の使い方は以下のとおりです

  1. 「オブジェクト」をクリック
  2. 「生成」をクリック
  3. 「ベクターを生成」をクリック
  4. プロンプト欄に生成したいイメージを文章で入力
  5. モデルを選ぶ
  6. 生成をクリック

生成自体はかなり簡単です。指示文章(プロンプト)もより細かく設定することで好みのイラストがサクッと作れちゃうので、資料作成とかで使える素材を探している方はかなり時短ができちゃうと思います。

生成塗りつぶし(シェイプ)

次に「生成塗りつぶし」を試してみます。
こちらは先ほどと似ているイメージですが、違うのは、生成したいエリア(形)を自分で作ってその中に生成してもらう形です。

たとえばこんなイメージ

幾何学「オレンジジュース」

「生成塗りつぶし」でオレンジジュースと指示してみた結果

ハート形「沢山の花で埋める」

「生成塗りつぶし」で沢山の花で埋めると指示してみた結果

使いどころにやや悩みますが、たとえばバースデーカードなどで入れる場所とサイズ感を指示したいときなどは良さそうです

「生成塗りつぶし」でバースデーカードと指示してみた結果

そう考えると、必ずしも形は複雑でなくても「入れるサイズ感を指示する」使い方として良いかもしれませんね。

たとえばサイズが決められたバナー画像を作ってもらったらどうなんだろう?と思って試しにこんなプロンプトを入れて作ってみたイメージがこちら

プロンプト:”愛媛産みかんを使った「100%オレンジジュース」新登場!”という言葉を入れたバナー

「生成塗りつぶし」で"愛媛産みかんを使った「100%オレンジジュース」新登場!"という言葉を入れたバナーと指示してみた結果

怪しい日本語が仕上がってきましたw

日本語込みのバナーをサクッと作ってもらうにはちょっと厳しい感じですかね。

タカハシ

ただ、これは今後AIの性能はどんどん上がっていくと思いますので、もしかすると本当に使えるレベルのバナーもいずれ作れるようになるかもしれません。

生成塗りつぶし(シェイプ)の使い方

生成塗りつぶし(シェイプ)の使い方

基本的な使い方は「ベクターを生成」と同じでとても簡単ですが、形を先に作っている必要があります。

  1. 図形を作成
  2. 「オブジェクト」をクリック
  3. 「生成」をクリック
  4. 「生成塗りつぶし(シェイプ)」をクリック
  5. プロンプト欄に生成したいイメージを文章で入力
  6. モデルを選ぶ
  7. 生成をクリック

コンセプトからベクター生成

次に「コンセプトからベクター生成」を試してみます。
これは結構面白い機能です。自分が描いた簡単なスケッチをAIで解析して本格的なイラストを作成してくれる機能です。

試しに一つ作ってみました

コンセプトからベクター生成で出力したキャラクター

適当なキャラクターを作ってみましたが、なぜか黄色が提案されました。タウンページと勘違いされたかもしれませんねw

とはいえ、それなりにいい感じです。
こちらも色々なモデルがあるので一部試してみた結果がこちら

コンセプトからベクター生成で出力したモデル別キャラクター

モデルごとにテイストが異なるのが面白いです。
他にも色々と作ってみました

コンセプトからベクター生成で出力した人物のキャラクター
コンセプトからベクター生成で出力したハートなどのモチーフ
コンセプトからベクター生成で出力した文字などのモチーフ
コンセプトからベクター生成で出力したクマのキャラクター

すごいですよね。特にクマや人のキャラクターはかなりレベルが高い仕上がりだと感じます。これをイラレでゼロから作ると結構な時間がかかるので、かなり時短になりますね。

タカハシ

個人的にもかなりお気に入りの機能です。

コンセプトからベクター生成の使い方

コンセプトからベクター生成の使い方

流れはこれまでと基本的に同じですが、まずはラフのイラストを描いてそれを写真・スキャナーなどでIllustratorに読み込み、その後に生成する形です。

  1. ラフ案をIllustratorに読み込み
  2. 「オブジェクト」をクリック
  3. 「生成」をクリック
  4. 「コンセプトからベクター生成」をクリック
  5. 出力したいイラストのイメージをクリック
  6. プロンプト欄に自動でテキストが表示されるので確認し、変更したい場合は直接入力
  7. モデルを選ぶ
  8. 生成をクリック
タカハシ

生成されるまで1〜2分ほどかかりますので、気長に待ちましょう。

「コンセプトからベクター生成」についてはより深堀りしてみましたので、以下記事も参考にしてみてください

ターンテーブル

「ターンテーブル」これも面白い機能です。
作ったオブジェクトを違う角度から見たイメージを自動で生成してくれます。

例えば先程作ったクマのキャラクターをターンテーブルで生成してみるとこんなイメージ

コンセプトからベクター生成で作った熊のキャラクターをターンテーブル機能で生成したイラスト

これはすごいですね!キャラクターのイメージを固定したまましっかり角度を変えてくれています。キャラクターを作る仕事をしている方は一気に時短になります。

ちなみに、キャラクター以外でターンテーブルを実施してみるとこんな感じ

コンセプトからベクター生成で作ったバースデーカードをターンテーブル機能で生成したイラスト

立体物の形まで細かく指示はできないため、思ったイメージと違う場合もあるのがちょっと難しいです。

タカハシ

AIが分かりやすい形をつくってみればいいかもしれませんね。

ターンテーブルの使い方

ターンテーブルの使い方

「ターンテーブル」の使い方は以下のとおりです

  1. 角度を変えたいベクターイラストを配置
  2. 「オブジェクト」をクリック
  3. 「生成」をクリック
  4. 「ターンテーブル」をクリック

生成時間はややかかります。私の場合は3分ほどかかりました。

ターンテーブルの使い方

生成が完了すると、一覧で画面に表示してくれるわけではないので要注意。私は最初どこに出力されているのか結構探しました・・

以下のようにコンテキストタスクバーを表示したうえで角度を切り替え表示させる形です

  1. 「ウィンドウ」をクリック
  2. 「コンテキストタスクバー」をクリック
  3. 「ターンテーブル」をクリック
  4. ターンテーブルのバーを移動したりして角度を切替して表示

書き直し

次は「書き直し」機能。こちらはイラスト生成というより文章の調整に使える機能です。

Illustratorでパンフレットやポスターなどを作成する際に文章の調整が簡単に行えるようになります。

現時点では以下4つの機能があります

書き直し機能

  • テキストを生成
  • テキストを調整
  • 校正
  • 翻訳

使い方としてはたとえば「テキストを生成」であれば、作った文章を少し変更したり文字数を増やすなどの調整のほか、空のテキストボックスからゼロベースで文章を作ってもらうこともできます

テキストを生成

Illustrator書き直し機能で「テキストを生成」で出力した結果
Illustrator書き直し機能で「テキストを生成」で出力した結果
Illustrator書き直し機能で「テキストを生成」で出力した結果

また、文字数を増やしたい場合はもうちょっと便利な使い方ができるのが「テキストを調整」機能。

テキストボックスのサイズをあらかじめ作っておいて「テキストを調整」ボタンを押せば一発でそのエリアにフィットした文章を作ってくれます

テキストを調整

Illustrator書き直し機能で「テキストを調整」で出力した結果

その他にも、「校正」は間違った文章を自動で直してくれて

校正

Illustrator書き直し機能で「校正」で出力した結果

「翻訳」は希望する言語に自動で翻訳して提案してくれます

翻訳

Illustrator書き直し機能で「翻訳」で出力した結果
タカハシ

これはもう、、ライターの仕事がダイレクトにAIに取って代わられている顕著な事例ですね。。いろんな意味で恐ろしい時代です。。

書き直しの使い方

書き直しの使い方

「書き直し」の使い方は以下のとおりです

  1. テキストボックスに文字を入力(空白でも可能)
  2. 「オブジェクト」をクリック
  3. 「生成」をクリック
  4. 「書き直し」をクリック
  5. 「テキストを生成」や「テキストを調整」など、希望するものを選択
  6. 「テキストを生成」の場合はプロンプト欄に希望内容を入力
  7. 生成をクリック

これまでは、あらかじめ文字数を調べ、ChatGPTなどで文章を提案・改修してもらってからIllustratorに持ってくるイメージでしたが、それがとんでもなく時短になりますね。

タカハシ

これは想像以上に使い勝手が良さそうです。

生成拡張

「生成拡張」ベクター形式で作った素材の足りない部分を簡単に補ってくれる便利な機能です。

バナーやサイト制作などで「背景に使ういい感じの素材を見つけたけれど、ちょっと足りない」というときに重宝する機能です。

Illustratorの生成拡張で出力した結果
Illustratorの生成拡張で出力した結果

ただ、実際に作ってみると簡単なベタ塗りならいい感じですが、ビルのような直線部分はなぜか線が歪んでいたりでちょっと厳しい感じですね。プロンプトで指示しても歪んでしまったので、これは今後の改善に期待です。

生成拡張の使い方

生成拡張の使い方
生成拡張の使い方

「生成拡張」の使い方は以下のとおりです

  1. 生成拡張したい素材を配置
  2. 「オブジェクト」をクリック
  3. 「生成」をクリック
  4. 「生成拡張」をクリック
  5. 「作成」をクリック
  6. 素材に枠が表示されるので、角をドラッグしてサイズを指定
  7. 指示内容を入れたい場合はプロンプト欄に希望内容を入力
  8. 生成をクリック
タカハシ

生成イメージも3つほど提案されるので、希望するものを選ぶことができます。素材との相性が良ければバッチリな画像を提案してくれます。

生成再配色

「生成再配色」色の配色を自動で提案してくれる機能です。

何系の色味にしたいかプロンプトを入れることができるほか、いくつかのサンプルプロンプトから選んで作ることもできます

Illustratorの生成再配色で熊のキャラクター配色を出力

その他に、元々カラフルだった素材をグレースケールにしたり

Illustratorの生成再配色でグレースケール化

ダブルトーンにすることも簡単に実行してくれます

Illustratorの生成再配色でダブルトーン化

いい感じのイラスト素材があっても色味が微妙で却下するシーンはこれまで何度もありましたが、この機能を使えばいい感じに仕上げてくれるので、とても使い勝手が良いですね。

生成再配色の使い方

生成再配色の使い方

「生成再配色」の使い方は以下のとおりです

  1. 生成再配色したい素材を配置
  2. 「オブジェクト」をクリック
  3. 「生成」をクリック
  4. 「生成再配色」をクリック
  5. 指示内容を入れたい場合はプロンプト欄に希望内容を入力。または下のサンプルプロンプトから選んでもOK
  6. 「生成」をクリック
タカハシ

別案を見たいときや、色のイメージが何となくしっくりこないときなど、AIにサクッと提案してもらえるのは本当に助かりますね。

パターンを生成

色々なパターンを作ってくれる便利な機能「パターンを生成」です。
たとえばプロンプトに「花びら」と入れて生成するとこんなイメージを提案してくれます

Illustratorのパターンを生成で「花びら」と入れて生成

花びらというよりも葉っぱのようなイメージが出力されましたがw
「パラソル」というプロンプトでは以下のようなデザインを提案してくれました

Illustratorのパターンを生成で「パラソル」と入れて生成

こちらもパラソルというより傘のイラストが出力されましたw
とはいえ、デザインはどれも可愛らしいイメージです。

タカハシ

プロのイラストレーターに依頼するほどではないけど、ちょっとした包装紙をサクッと作りたい、という場合に重宝しそうです。

パターンを生成の使い方

パターンを生成の使い方

「パターンを生成」の使い方はとっても簡単です

  1. 「オブジェクト」をクリック
  2. 「生成」をクリック
  3. 「パターンを生成」をクリック
  4. プロンプト欄に希望内容を入力
  5. 「生成」をクリック

これまではパターンを作るとしたら、オブジェクトによって細かく位置を調整しないと難しかったですが、この機能を使えばたった1分程度でいい感じのパターンを作ってくれるのですごいですね。

デザインはそのまま商用利用可能

Illustratorの生成AI機能で出力したイラスト

というわけで、現時点で使えるIllustratorの生成AI機能を色々と試してきましたが、ここで気になるのが「作ったデザインはそもそも商用利用できるの?」という点。

タカハシ

結論から言うとAdobe IllustratorのAIで作ったデザインはそのまま商用利用が可能です。

先程の「パターンを生成」なんかは顕著ですが、自分でデザインしたわけではない、いい感じのデザインを使って商品開発するときは商用として利用できるのかちょっと不安になりますよね。

でも、アドビのAI機能は商用利用にしっかり配慮した設計となっているためクライアントワークにも使いやすいです。

AIの商用利用については、他のツールだと個人利用はOKだけど商用NGなところもあるのでお客さんに提案しづらいですが、アドビならその心配がないので制作者としての安心感は抜群ですね。

※補足
なお、アドビの生成AIにはアドビが開発した「アドビモデル(Firefly)」と、提携先のAIを利用する「パートナーモデル(GPTなど)」があります。「パートナーモデル」で生成した画像を商用利用する場合、その利用可否について厳密には最終的に自分自身で判断・確認する形となります。

Adobe Illustratorのプランと料金を簡単に整理

Illustratorのトップ画面

Adobe Illustratorの料金は以下のとおりです

Adobe Illustrator単体プラン

プラン料金
年間プラン・月々払い3,280円/月
年間プラン・一括払い34,680円/年
月々プラン・毎月払い4,980円/月

Illustratorのみ使いたい場合は単体プランで良いと思いますが、もし今回ご紹介したような生成AI機能も使いたい方であれば単体プランだと実は生成AIがほとんど使えません。

生成AIを作るときに「生成クレジット」というポイントのようなものを消費する仕組みになっており、こちらが単体プランだとほとんどお試し程度(月25クレジット)しか付いていないのです。

タカハシ

例えば今回作った猫の生成AIは1回作るために10〜60クレジット消費するものもありました。

そこで、もし生成AIも使いたいという方はFireflyプランという生成AI専用プランの追加契約か、もしくはイラレ単体をやめてAdobe Creative Cloud Proの契約がおすすめです。
※以下は2026年7月時点の価格

Adobe Fireflyプラン

プラン月額(税込)月間生成クレジット
無料0円25
Firefly Standard1,580円2,000
Firefly Pro3,180円4,000
Firefly Pro Plus6,600円10,000
Firefly Premium31,680円50,000

Adobe Creative Cloudプラン

プラン月額(税込)月間生成クレジット
Creative Cloud Pro9,080円4,000
Creative Cloud Standard6,480円25
※表示金額は年間契約・月々払いの場合
※利用者が解約しない限り自動更新となります
※解約時に手数料が発生する可能性があります

もしイラレ+生成AIしか使わないという方であればAdobe Illustrator+Firefly Standard(またはPro)が安くておすすめです。

また、生成AIは同じようにPhotoshopやPremierなどでも利用できるため、イラレ以外にも利用したいという方であればAdobe CC Proも合わせて検討してみてください。

※Standardは生成クレジットがお試し程度しか付いていないのでこの場合はおすすめできません。

タカハシ

ちなみに、Adobe CC Proはセールなどで安く契約できる場合があります。以下の記事でまとめていますのであわせてご覧ください

その他購入ページはこちら

まとめ

知らないと損!?Adobe Illustratorの「生成AI機能」を徹底レビュー

改めて、ご紹介したAI機能をまとめた表がこちら

機能できること主な用途
ベクターを生成テキストで指示するだけで編集可能なベクターイラストを生成ロゴ・アイコン・イラスト制作
生成塗りつぶし(シェイプ)図形の内部にAIがベクターアートを生成して装飾装飾素材・背景デザイン
コンセプトからベクター生成手描きスケッチや参考画像をもとに、ベクターイラストを生成ラフ・手描きイラストの清書
ターンテーブル2Dイラストから様々な角度のビューを生成キャラクター・商品の多角度イラスト
書き直しテキストの言い換え・校正・翻訳・文字数調整広告文・キャッチコピー・説明文
生成拡張ベクターや画像を周囲へ自然に拡張背景拡張・構図調整
生成再配色イラスト全体の配色をテキストで一括変更カラーバリエーション作成
パターンを生成テキスト入力からシームレスなパターンを作成壁紙・布地・包装紙・背景
タカハシ

個人的にはやはり「コンセプトからベクター生成」機能が一番のお気に入りですね。

イラストを作成する機会はそんなに多くないので、たまにIllustratorで作ると結構な時間がかかっていましたが、これがものの数分でいい感じに仕上げてくれるのでかなり便利だと感じました。

また、ターンテーブルなんかはキャラクターデザインしている方にはかなり重宝する機能なのではないでしょうか?

色々と試してみると「これは微妙…」「これは便利!」という機能が入り混じっていますが、アドビのAI機能はまだまだアップデート継続中なので今後求める品質が作れるようになるのも時間の問題です。

AIが「使える人」と「使えない人」の差が今後広がっていく時代です。色々と難しい部分もあると思いますが、少しずつ試して経験値を増やしていきましょう!

タカハシ

以上!あなたにとってこの記事が「使える側」に回れるきっかけになれたら嬉しいです。

よかったらシェアしてね!

執筆者

タカハシ@VOGLKUCKのアバター タカハシ@VOGLKUCK VOGELKUCK運営

Webデザイナー歴20年、Adobe歴25年目。普段はフリーランスで活動しながらも、このサイトではデザイナー目線で様々なサービスや商品のご紹介などを行っています。これまで数々の大手サイト制作・ブランド開発の経験あり。

タップできる目次