
社会人でもAdobe CC学生版が買えるデジハリAdobeマスター講座って実際どんな感じなんだろう?
というあなたのために、今回は実際にこの講座を購入して徹底調査してみましたので、評判・クチコミ調査と合わせて詳しくご紹介します。
なお、以下のページではAdobe CCを安く購入する方法をまとめてご紹介していますので、気になる方はこちらもぜひご覧ください
順番に解説していきますので、気になる項目がある方は目次からスキップしてご覧ください。
※補足:デジハリAdobeマスター講座は2024年12月に以下のようにリニューアルされました
・価格:39,980円 → 68,800円
・講座閲覧期間:1ヶ月 → 3ヶ月
・講座内容:生成AIの学習スキルが追加
・サポート:課題添削がなくなりました
※この記事は2024年2月時点の体験内容をもとに、最新版にリニューアルした情報をお伝えします。
高橋@VOGELKUCK
Web/UIデザイナー歴18年目のフリーランス。これまで多数の大手企業Webサイト制作を行いながら同時にWebメディアVOGELKUCK.comを運営。知見を元にしたアドバイスなどを行う。
デジハリAdobeマスター講座の5つの特徴・メリット
デジハリAdobeマスター講座には以下5つの特徴・メリットがありますので、詳しく解説します
特徴・メリット
1. 社会人でもAdobe CCアカデミック版(+動画講座)が購入可能!
デジハリAdobeマスター講座の大きな特徴は、なんといってもAdobe CCアカデミック版に動画講座まで付いて68,800円(税込)で購入できることです。
内容をざっとまとめると以下の通り
デジハリAdobeマスター講座
Adobe CC1年分(アカデミック版)
+
動画講座(3ヶ月)
アカデミック版単体で購入できるわけではないですが、社会人がAdobe CCを手に入れるにはとてもおすすめの方法です。
そもそもなぜ社会人がアカデミック版を買えるのかというと、デジハリがAdobeのプラチナスクールパートナーという特別な認定を受けているからです。
この制度に認定されたスクールは、Adobeの使い方を解説した講座とセットであることを条件にAdobe CCアカデミック版が販売できるようになるので、こちらはその恩恵を受けてこの価格で購入できるという仕組みです。
2. 分かりやすい動画講座でAdobeツールの使い方が学べる
のちほど詳しくご紹介しますが、デジハリAdobeマスター講座では以下5つのツールの使い方が動画で学べます
- Illustrator(+生成AI)
- Photoshop(+生成AI)
- Dreamweaver(+生成AI+HTML/CSS)
- After Effects
- Premiere
Adobe CCだけでなく、使い方の解説動画まで付属しているなんて初心者にはかなり助かりますし、特にこの動画講座は他と比較してもかなり分かりやすい動画です。
さらに生成AIを活用した学習内容が含まれているので、最新技術も一緒に学びたい方は特におすすめです。
ちなみに動画閲覧は強制ではありませんので閲覧する・しないは自由です。
また受講期間も3ヶ月で終了しますが、Adobe CC自体は1年契約なのでその後も引き続き使用可能です。
3. 無料のイベントにも参加できる
たまにデジハリ生限定の無料オンラインイベントも開催されており、デジハリ受講生と同じく無料で参加できるようです。
私が受講中には以下のようなイベントが開催されていました
デジハリ生限定のイベントにも参加できるなんて最高ね♪
4. Adobe CCは購入後すぐお届けされる
デジハリAdobeマスター講座は購入後すぐにメールでAdobe CCが届けられます。
他の通信講座で購入した場合はお届けまで1〜3営業日かかりますので、この点は最大のメリットです。
5. デジハリAdobeマスター講座は商用利用できる
こちらのAdobe CCコンプリートプランはアカデミック版ですが商用利用は公式に認められていますので、お仕事で使う方も問題なく利用可能です。
ただし、法人での購入が認められていないので個人使用においてのみ商用利用可能です。
個人で購入して法人で利用するような形もNGですので、ご注意ください。
デジハリAdobeマスター講座の2つのデメリット・注意点
デジハリAdobeマスター講座には以下のようなデメリットがあります
デメリット
- 法人での購入は不可能
- ツールや講座の不明点は質問できない
1. 法人での購入は不可能
残念ながらこの講座付きAdobe CCは法人での購入が認められていません。
法人の場合は年に何度か開催されるAdobe公式セールまたはAmazonアドビセールでお得に購入できますのでそちらがおすすめです。
詳しくはこちらからどうぞ
2. ツールや講座の不明点は質問できない
Adobeツールの使い方や講座で不明点があった場合、残念ながら質問ができません。
以前は課題添削が付属していましたが、それがなくなり生成AIの制作講座が追加されました。
サポートを重視したい方はヒューマンアカデミーかアドバンスクールがおすすめです。
デジハリAdobeマスター講座は2年目以降も同じ価格で更新可能
デジハリAdobeマスター講座は1回限りではなく、何度でもこの価格で購入可能です。
なので、2年目も同じく使いたい場合は改めて購入することで更新できます。
なお再購入できるタイミングは、以前は公式のQ&Aに「Adobe CCの有効期限が切れる1週間ほど前を目処に再申込」と記載がありますしたが、現在は見当たりません。
それほど厳密ではないようなので11ヶ月を過ぎてタイミングの良いときに購入されるのがいいと思います。
更新する場合の注意事項
購入したコードをAdobeに登録する際は、クレジットカードの登録はされない方が無難です。なぜなら更新時期を過ぎてしまうと正規料金で自動引落されてしまう可能性があるからです。
しかも一度登録してしまうと解除することは不可能で、解約が必要になりますのでご注意ください!
もし登録してしまった場合は、自動更新される前にデジハリで購入したコードを入力するようにしてください。
動画講座を体験した感想
というわけで、ここからはデジハリAdobeマスター講座の「動画講座」を中心に実際に体験した内容について詳しくご紹介していきます。
※補足:以下講座内容は2024年2月に受講した時点の内容となっています。
現在は講座内容がリニューアルされ、生成AIも含めた学習内容となっています。
講座内容は主に以下4つの実習に分けられています
実習内容
- Illustrator/Photoshop実習
- HTML/Dreamweaver実習
- After Effects/Premiere実習
- InDesign実習
たとえば「Illustrator/Photoshop実習」であれば以下講義一覧となっており
- Step01 Illustratorの基本操作
- Step02 描画ツールでの描画
- Step03 ペンツールでの描画
- Step04 レイヤー
- Step05 文字の入力
- Step06 オブジェクトの変形
- Step07 線の設定とアピアランス
- Step08 Photoshopの基本操作
- Step09 画像の補正
- Step10 画像の加工
- Step11 文字の入力
それぞれのStepには、さらに4〜23個の動画が含まれています。
動画1本は短いもので5分、長いもので17分のものがあり、Illustrator/Photoshop実習単体では合計24時間57分の内容となります。
この実習だけでも1日1時間視聴すると約25日かかる内容ですね。
全体的な動画の感想
各実習によって講師は異なりますが、ほとんどの実習動画では画面右下に解説してくれる講師の方が写っているので、実際に講義を受けている感じが好印象です。
講師の話のテンポもテキパキ解説してくれるので飽きることなく学べますが、それでも遅いと感じる場合は「1.5倍速・2倍速」の2パターンで速度が変えられます。
動画の分かりやすさとしては他と比較してもデジハリが一番だと感じます。
デジハリだからこその動画のクオリティ・分かりやすさと言った感じです。
デジハリは講師自身の言葉で話している感じですが、他スクールは文章を読み上げているといった印象で、飽きやすさが違う感じです。
以下よりさらに実習ごとの内容について軽くご紹介します
Illustrator/Photoshop実習の感想
IllustratorとPhotoshopの2つのデザインツールの使い方が学べます。
基本的なことから応用方法など、かなり網羅されている印象なので使い方を学ぶうえでは十分ではないでしょうか。特に講師の方がとても分かりやすくて良いです。
一方、ツールの使い方は学べますが、実践的なバナーデザインやフライヤーデザインなど、実際の制作工程が学べるわけではありませんので、その点は要注意です。
実践的な制作工程が学びたい方はヒューマンアカデミーAdobeベーシック講座の方に一部動画があります。
HTML/Dreamweaver実習の感想
こちらは実習名からはやや分かりづらいですが、HTMLというのはAdobeのツール名ではなくサイトを構築するための技術名です。そしてそのサイトを構築するためのAdobeツールがDreamweaverです。
つまりDreamweaverを使ってHTMLを構築するスキルを学びましょう。という実習動画です。
ちなみにHTMLだけでなくCSSも学べる内容となっています。(いずれもツールではなくサイト構築技術名です)
HTML/CSSについてはアドバンスクールオンラインでも学べますが、動画の分かりやすさはやはりこちらの方に軍配が上がります。
After Effects/Premiere実習の感想
After Effectsは主に動画の一部で使用するアニメーション素材などを作るツールで、Premiereは動画全体の編集を行うツールです。
こちらはツールの使い方と同時に実際のロゴアニメーションや紹介ムービーの作り方を学ぶことができます。
After Effectsは色々なことができるので奥が深いですが、この実習では基礎的な部分の簡単なロゴアニメーションの使い方が学べるのでとても初心者向きだと思います。
デジハリAdobeマスター講座の評判・口コミレビュー
ここからはデジハリAdobeマスター講座を実際に利用した方の口コミ・評判をまとめてご紹介します
動画講座も付いてお得に購入できた
買う前は「本当に怪しくないのかな?」と不安になりますが、やってみるとサクッと終わりますし、実際に使ってみると本当にお得な感じがします。
意外と知らなかったことが学べる
これは個人的にも思いましたが、まあまあの経験者である自分ですら知らなかった使い方がいくつかありました。
アドビは常にバージョンアップを重ねているので、昔と比べて機能が変わっているところがあったりします。
そんなところも改めて動画講座で学び直すことができるので、良い機会になりますね。
動画講座が分かりやすい
講座の充実度でいえばアドバンスクールオンラインが一番ですが、動画講座の分かりやすさで言えばデジハリが一番分かりやすいと個人的にも思います!
デジハリAdobe CCマスター講座の申込みは簡単&即日購入可能
デジハリAdobeマスター講座のお申し込み手順はとっても簡単です。
ここからはお申し込みからコードの追加方法までババっと解説をしていきたいと思います。
注意事項などもありますので、初めて購入される方は参考にしてみてください。
※補足:以下画像で表示の価格は旧価格となります。2024年12月に現在の価格に改定となっています。
チェックボックスをクリック
チェックボックスがあるので、チェックを入れて「Adobeマスター講座にお申し込み」をクリックして進めます。
※チェックボックスに書いてあることは、ざっくりいうと「受講内容とPCスペックはちゃんと確認して、ルールを守ってね」ということです。
注意事項を確認し「OK」をクリック
小さいウインドウで「キャンセル不可」の案内が出ますので「OK」をクリックして進めます。
カートの内容を確認し「進む」をクリック
カートの内容を確認し、ページ最下部の「お客様情報入力画面に進む」をクリックします。
なお、適用キャンペーンやクーポン割引など気になる情報がありますが、このデジハリAdobeマスター講座ではこれまでキャンペーンやクーポン等の発行はありません。
デジハリONLINEにはAdobe講座の他にもWebデザイン講座などがありますので、そちらのキャンペーンなどで利用されるエリアです。
お客様情報を入力
氏名、住所などのお客様情報を入力します。
お支払い方法は、クレジットカードの場合は申込後すぐAdobe CCが使えるようになりますが、コンビニ払いや銀行振込の場合は少し時間がかかってしまうので注意しましょう。
入力が終わったらページ最下部の「次へ」をクリックします。
入力内容を確認し「次へ」をクリック
入力した内容が表示されますので、内容に問題がないか確認し、ページ最下部の「次へ」をクリックします。
※銀行振込を選んだ方は「次へ」をクリックすると申込み完了となります。
お支払い情報を入力
お支払情報の入力画面が表示されます。
クレジットカードを選択した方はクレジットカード情報を入力しましょう。
支払方法で「一括」を選んだ方は「支払回数」の項目はそのままで大丈夫です。
■コンビニ決済を選んだ方
コンビニ決済を選んだ方は決済情報を入力・確認のうえ、お近くのコンビニエンスストアから入金してください。
■銀行振込を選んだ方
銀行振込を選んだ方は振込先情報が表示されますので、1週間以内に振込手続きをしてください。
クレジットカード情報を確認し「次へ」をクリック
クレジットカード情報の確認をし、問題がなければページ最下部の「次へ」をクリックします。
お申し込み完了
申し込み完了画面が表示されます。
「学習システムへ」をクリックすると受講者ログイン画面が表示されるので、設定したメールアドレスとパスワードを入力し、ログインしてみてください。
シリアルコードの入力からAdobe CC利用開始までの流れ
続いて、シリアルコードの確認から入力まで続けて解説します。
シリアルコードの確認
受講者トップページが表示されます。
右上の「お知らせ」をクリックすると「<重要>Adobe Creative Cloud シリアルコード発行のご案内・・・」というメッセージがありますので、そこをクリックするとAdobe CCのシリアルコードを確認することができます。
なお、このメッセージはメールでも届いていますので合わせて確認してみてください。
※メッセージが届いていない方は、迷惑メールとして振り分けられている可能性がありますので、お使いのメールツールにある「迷惑メール」を確認してみてください。
シリアルコード入力サイトにアクセス
コードの追加手順はメールに記載されていますが、念のためここでも解説します。
まずはコード入力サイトにアクセスします。
初めてAdobe CCを使う方は、ここで新規アカウントの登録から進めてください。
すでにアカウントをお持ちの方は次のステップへ。
教育機関の情報を入力
所属する教育機関の入力画面が表示されますので、以下のように入力します。
- 学生または教職員:私は学生です
- 名前:氏名を入力
- 学校名:デジハリ・オンラインスクール
- 専攻分野:デザイン、Web、マルチメディア
- 卒業予定日:購入した日から+3か月後の月数を入力
以上の入力が完了したら「続行」をクリックします。
シリアルコードを入力
ここで、Adobeマスター講座から届いた引き換えコードを入力し、「コードを引き換え」をクリックします。
お支払い方法の登録はしない【注意】
お支払い方法の登録は、必ず「後で知らせる」をクリックしてください。
ここで誤ってクレジットカード情報を入力してしまうと、1年後に正規料金で自動更新されてしまいます。
「今すぐ開始」をクリック
以上でCreative Cloudの使用開始となりますので、「今すぐ開始」をクリックします。
Adobe CCの管理画面が表示
Adobe CCのホーム画面が表示されます。
ここでもし英語版のサイトが表示されてしまったら、以下のようにアドレスを変更することで日本語版になります
https://creativecloud.adobe.com/cc/?locale=en
↓
https://creativecloud.adobe.com/cc/?locale=jp
アプリ一覧から必要なアプリをインストール
ページ右側にある「アプリ」をクリックするとアプリ一覧が表示されます。
使用したいアプリの「ダウンロード」を押すと、アプリのダウンロード&インストールが始まります。
以上で完了となります!
受講後はAdobeのスキルチェックもおすすめ
なお、受講後には「アドビ認定プロフェッショナル」でのスキルチェックが推奨されています。
アドビ認定プロフェッショナルとはAdobeツールのスキルを証明するための国際的な認定資格で、就職や転職の際にもとても有利になります。
クリエイティブ企業での認知度もありますので、この機会に取得を目指してみるのもおすすめですよ!
さいごに
デジハリAdobeマスター講座はAdobe CCの使い方が学べるだけでなく社会人でもアカデミック版Adobe CCが購入できる貴重な方法です。
あなたの周りでAdobe CCの購入を検討されている方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてあげてくださいね!
以下ページではAdobe CCを安く手に入いれる方法をまとめてご紹介していますので、合わせてご覧ください