【UIデザイナー向け】転職方法とおすすめの転職エージェント5社

【UIデザイナー向け】転職方法とおすすめの転職エージェント5社

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A子

UIデザイナーに転職したいんだけど、どうしたらいいか分からない!

というあなたのための記事です。

UI/UXデザイナーという言葉を耳にする機会も多くなりましたが、このページでは主にUIデザイナーの方に焦点を当て、仕事内容や転職までの流れ、おすすめの転職エージェントなど色々とご紹介してまいります。

アドバイザー

UIデザイナーへの転職を検討している方はぜひご覧ください。

執筆者:高橋@VOGELKUCK
Web/UIデザイナー歴18年目のフリーランス。これまで多数の大手企業Webサイト制作を行いながら同時にWebメディアVOGELKUCK.comを運営。知見を元にしたアドバイスなどを行う。

タップできる目次

そもそもUIデザイナーって何?

はじめに「そもそもUIデザイナーって何なの?」という素朴な疑問から簡単に解説してまいります。必要がない方はスキップして引き続きどうぞ。

UIデザイナーの主な仕事は「使いやすいデザインやレイアウトを作ること」です。
UIというのがそもそも「人とモノ・サービスなどが関わる境目」という意味合いがあり、UIデザイナーはその境目を良くする役割があります。

これはWebサイトやアプリに限った話ではなく、車のコックピット(インパネ)や、TVのリモコン、そしてあなたが使いやすく整えられた机の上についても言えることです。

誰かにとって使いやすいデザイン。それを作るのがUIデザイナーのお仕事です。

ただ、現代ではUIデザイナーと言えば主にアプリやWebサービスの画面設計を行う人を指すことが一般的で、転職サイトで募集しているUIデザイナーも主にアプリ・Webサービスデザイナーを指す場合がほとんどです。

ではUXデザイナーとは?

UIデザイナーと同時に聞くことが多い「UXデザイナー」についても簡単に解説します。

UXデザイナーは、先程挙げた「誰かにとって使いやすいデザイン」のその”誰か”を徹底的に考え抜いて、その人を満足させるための全体的な設計を考える人です。

ただ「使いやすい・わかりやすい」だけでなく、そのサービスを使ってみて「満足させる」ための仕組みを作るのがUXデザイナーです。

たとえば一つサービスを作るとして、それが「40代男性向け」の場合と「20代女性向け」の場合では、サービスの印象は180度違います。

アプリのデザインはもちろん、PRサイトや広告、場合によってはリアル店舗の印象など、ターゲット次第ですべてが異なります。

UXデザイナーはそんな「ターゲットユーザーを満足させる」ために全体的に感じる印象すべてを設計(デザイン)するのが主な仕事です。

ちなみに、UIデザインはUXデザインに含まれる一部です。

UXデザイナーが全体的な設計を担い、UIデザイナーはその設計を元に実際のプロダクトを作り出す役割があります。
この2者は協業する場合が多く、UIデザイナーがUXデザイナーを兼務するシーンも多いため、「UI/UXデザイナー」と併記されることが多いのです。

じゃあWebデザイナーってそもそも何?

特にUIデザイナーとの違いが分かりづらいので、これについても軽く触れておきます。
簡単に言うと担当するもの、作り上げるものの違いです。

担当するもの

  • UIデザイナー
    アプリ・Webサービス
  • Webデザイナー
    企業サイト・採用サイト・LP・PRサイト

UIデザイナーはアプリやWebサービスなどの「普段使い」のデザインを行うのに対し、Webデザイナーは「普段使いまではしない」企業サイトやPR・広告、採用サイトなどのデザインを行います。

どちらもスマホ・PCで表示されるものをデザインするため紛らわしいですが、一応このような違いがあるというわけですね。

UIデザイナーに転職するための方法と流れ

どのような流れを取ればUIデザイナーになれるのか、以下よりざっくりとご紹介していきます。

UIデザイナーになる流れ

  1. 正しい知識とスキルを身につける
  2. ツールの使い方をマスターする
  3. ポートフォリオを作る
  4. 転職活動を行う

1. 正しい知識とスキルを身につける

いきなりUIデザインを手探りで始めてしまうと迷宮入りしてしまう可能性があるため、まずはこちらの書籍を一通り読んで基礎的な知識を身に着けましょう。
数あるUIデザインの書籍の中でもとても分かりやすくまとめられています。

著:池田 拓司, 著:宇野 雄, 著:上ノ郷谷 太一, 著:坪田 朋, 著:元山 和之, 著:吉竹 遼
¥100 (2023/06/24 21:39時点 | Amazon調べ)

またはUIデザインが学べるスクールでベースとなるスキルを習得される形もおすすめです。

2. ツールの使い方をマスターする

知識を身に着けたら、以下UIデザインツールの使い方をマスターしましょう。

ツール

  • Adobe XD  プロトタイピング作成ツール
  • Figma  プロトタイピング作成ツール
  • Sketch  プロトタイピング作成ツール
  • Adobe Photoshop  画像編集ツール
  • Adobe Illustrator  ベクター画像編集ツール

Adobe XDFigmaSketchはいずれか一つでも良いですが、今後はFigmaが主流になる可能性があります。もし転職を希望する企業で募集中のスキルがあればそちらを優先しましょう。

※Adobeソフトを安く手に入れる方法はこちらの記事でご紹介しています。

3. ポートフォリオを作る

ご存知の通り、ポートフォリオとは自分が作った作品集です。
架空のテーマを設けていくつかオリジナル作品を作ってみましょう。

その際、どんな目的・背景があって、何を実現しようとその作品(サービス)を作ろうと思ったのかがしっかり説明できるようにデザインする形がおすすめです。

UIデザイナーに求められることはデザインはもちろんですが、テーマをどう解釈・反映できるのかが重要な仕事の一つでもあります。どういう形でそれを実現しようとしたのか、そしてそれがどの程度のデザインレベルで実現できたかを披露できるようになると、より意味のあるポートフォリオが仕上がります。

なお、ポートフォリオは様々な形態がありますが、できれば印刷したものではなくWEB上で確認できる形がおすすめです。

マイナビクリエイターが開発した「MATCHBOX」などを利用することで簡単に作成可能です。

4. 転職活動を行う

転職方法は一般的な求人サイトを利用する方法もありますが、特にUIデザイナーを多く募集しているWEB・ゲーム・IT業界専門の転職エージェントを利用されるのがおすすめです。

Webサービス開発やアプリ、また最近ではゲーム開発でUIデザイナーを多く募集していますのでそのような業界が狙い目です。

ちなみに業界専門の転職エージェントを利用するメリットは以下の通りです。

転職エージェントのメリット

  • 無料で利用できる
  • 非公開求人に出会える
  • 業界専門のアドバイザーがサポートしてくれる
  • 給料交渉までしてくれる

※より詳しいメリットはこちらの記事で解説しています。

専門の転職エージェントだからこそ持っている表に出回らない求人(非公開求人)も数多くありますので、転職エージェントはぜひ積極的に利用しましょう。

アドバイザー

以下よりUIデザイナーにおすすめの転職エージェントをご紹介してまいります。

UIデザイナー向けおすすめの転職エージェント5社

ここからはおよそ27社の中からUIデザイナー向け転職エージェントをおすすめ順に5社厳選してご紹介します。転職活動をされる際はぜひ活用してみてください。

UIデザイナー向け転職エージェント(おすすめ順)

これら転職エージェントはいずれもWEB・ゲーム・IT関連の「クリエイター/デザイナー」向け求人を取り扱うエージェントです。

デザイナー関連の転職エージェントは他にもMASSMEDIANなどもありますが、UI/UX領域については圧倒的にデジタル系エージェントの方が多く、ご紹介した5社はUI/UXデザイナー求人を多く取り扱っていますのでこちらを取り上げさせていただきました。

アドバイザー

どれもそれぞれ特徴がありますので以下より詳しくご紹介してまいります。

HIGH-FIVE(ハイファイブ)|量より質を重視した求人が充実

HIGHFIVE(ハイファイブ)

ポイント

  1. 量より質を重視した求人が充実
  2. クリエイターエージェンシーのパイオニア企業
  3. 自社内に仕事を受注するクリエイティブスタジオがある

HIGH-FIVEは1990年に元々クリエイターだった創業者がスタートさせた転職エージェントで、クリエイター専門としてはパイオニア企業です。

HIGH-FIVEの基本方針は「量より質」の重視。そのため、求人は品質の高いクリエイティブ求人に厳選され、マッチング精度も98.7%という高い定着率を実現しています。

エージェントとしては珍しく自社内に仕事を受注するクリエイティブスタジオを持っているため、希望者はそちらの所属を目指すこともできます。

主に経験者向けサービスですが、クリエイター転職に真剣に向き合いたい方は特におすすめのエージェントです。

利用料すべて無料
口コミ・評判» 転職者の声
登録» 無料サービス登録
対応地域全国
年齢層25歳~35歳の方 
※36歳〜45歳の方は経歴やスキルによって対応しています。
  • HIGH-FIVE ※量より質を重視した求人が充実

マイナビクリエイター|クリエイター求人多数!実務未経験もOK

マイナビクリエイター

ポイント

  1. Web・IT・ゲーム業界専門の転職エージェント
  2. クリエイター向けのサポートがとにかく手厚い
  3. 実務未経験者の就転職にも対応

マイナビクリエイター「Web・IT・ゲーム業界」に特化した転職エージェントです。

クリエイター向けに充実した求人数とサポート体制があるため、デザイナーなどのクリエイター職を目指したい方は特におすすめです。

また、WEB・クリエイティブ系のスクールを卒業した方であれば「実務未経験」の就職にも対応した数少ない1社です。

一般的な転職サービスではキャリアアドバイザー1人あたり毎月40~50名の転職希望者を扱う中、マイナビクリエイターは毎月20名までと決められている点も注目ポイント。

求人の量はもちろん、質を重視する方はぜひ一度足を運んでみてくださいね。

利用料すべて無料
年齢層25歳〜34歳
対象者IT・Web・ゲーム業界の実務経験者またはスクール卒業生
対応地域東京都・千葉県・神奈川県・埼玉県
体験談» Webデザイナー / » UIデザイナー
登録» 無料サービス登録

Geekly(ギークリー)|IT・WEB業界トップクラスの求人数

Geekly(ギークリー)

ポイント

  1. 10,000件以上の非公開求人あり ※2021年6月時点
  2. 多角的に分析してマッチングを行う
  3. 20代〜50代と幅広い実績あり

ギークリー ( » 詳細 )はリクナビNEXTのGOOD AGENT RANKING(IT・WEB部門2023年上半期)で1位を受賞したIT・Web・ゲーム業界専門の転職エージェントです。

求人情報が30,000件以上※1あり、転職実績も14,000件以上※2というかなりのボリューム!それでありながら転職先での職場定着率が97%なので、求人数だけでなくマッチングにも確かなこだわりを持った特徴があります。※1)2024年1月時点/※2)2024年2月時点

主に関東・関西圏向けのサービスとなりますが、お探しの方はぜひ気軽に足を運んでみてください。直接コンサルタントと話をすることで、思いがけない提案を受けるかもしれません。

利用料すべて無料
対応地域東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県
年齢層20代~50代
口コミ・評判» 転職者の声
登録» 無料サービス登録

レバテックキャリア|現場から得た企業の内情にとても強い

レバテックキャリア

ポイント

  1. エンジニアとクリエイターに特化した独自のサポートシステム
  2. 徹底的な企業別対策で内定率を上げる努力がすごい
  3. 企業の雰囲気など、現場から得た企業の内情にとても強い

レバテックキャリア( » 詳細 )はIT/Webクリエイター系にとってはおそらく最も有名な転職エージェントです。

抱える情報も単なる求人だけでなく、レバテック社員が年間3,000回以上も企業に足を運んで現場の声を拾う努力をしているため、企業の雰囲気や残業時間など、ここでしか得られない企業の内情に詳しい強みがあります。

また、独自のシークレットな企業資料を元にした面接対策など、内定率を上げるための独自の仕組みがしっかり構築されている点も特徴です。

こちらは一都三県はもちろん、関西、福岡にも対応しているため、都心部以外で転職先を探している方にとっては貴重な1社となります。

利用料すべて無料
対応地域東京・千葉・埼玉・神奈川・大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・和歌山・福岡
年齢層20代~40代
登録» 無料サービス登録( » 詳細 )

レバテックエキスパート

レバテックエキスパート

ポイント

  1. IT・Web業界専門のレバテックが運営
  2. 年収800万円以上が目標のハイクラス転職に特化
  3. エンジニア・クリエイター専門

レバテックエキスパートレバテックキャリアハイキャリア版サービスです。
ハイクラス転職は他にもビズリーチなども有名ですが、レバテックエキスパートはエンジニア・クリエイターに特化したサービスであることが特徴です。

ある程度のキャリアがある方はぜひ積極的に挑戦してみましょう。
「こんな自分でも大丈夫かな?」と思い込んでるあなたでも、もしかすると思った以上の提案を受けるかもしれません。

クリエイティブ系で800万円以上のハイクラス転職へ挑戦したい方はぜひ。

利用料すべて無料
対応地域渋谷・横浜・大阪・福岡
年齢層20代〜40代
登録» 無料サービス登録

マッチングタイプの転職サービスもあり

転職エージェントとは異なるアプローチとして、マッチングタイプやスカウトタイプの転職サービスもありますので合わせてご紹介します。

このサービスは、これまでの「こちらから企業へアプローチ」する逆のタイプで「企業からこちらへアプローチ」してくるタイプの転職方法です。

会社の雰囲気や社長・社員の思いなど理解した上で応募できるため就業後のマッチング精度は高いですが、一方で転職まで時間がかかったり、様々な交渉を自分で行う必要があったりと転職成功までのハードルはやや高いです。

ViViViT

ViViViT

ViViViTは、自分のポートフォリオを投稿し、登録している採用担当者に直接PR、またはスカウトを受けられるマッチングタイプの転職サービスです。

自分のポートフォリオという直接的な武器があることで、学歴や経歴よりも作品勝負で見てもらえるのは大きなメリットですね。

Wantedly

Wantedly

Wantedlyはこれまでの一般的な求人サイトでありがちな「給料・待遇」などの条件で募集するのではなく、採用担当者が自社のビジョンや思い、雰囲気、感じたことなど様々な情報を掲載したうえで、採用有無に関わらず気軽にその会社へ話を聞きに行くことができるサービスです。

給料などの待遇よりもやりがいを求める方にメリットがありますが、一方で今すぐ好条件でのキャリアアップを求める方向きでない点は注意が必要です。

UIデザイナー転職の不安は転職エージェントに直接相談するのがおすすめ

先にご紹介した転職エージェントであれば数々のUIデザイナー転職への成功実績があります。

もし今現在の自分のスキルでUIデザイナー転職へ挑戦できるかどうか不安な方は、まずは転職エージェントに直接相談してみてはいかがでしょうか。

無料で相談できるうえ、もしかすると非公開求人からキャリアアップが期待できる求人に出会えるかもしれません。転職エージェントについては是非有効活用してみてくださいね。

アドバイザー

UIデザイナーはWebデザイナーよりも給料アップできる可能性が高いです!興味がある方はぜひ挑戦してみてくださいね。

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執筆者

Web/UIデザイナーになって18年目。普段はフリーランスで活動しながらも、このサイトではデザイナー目線で様々なサービスや商品のご紹介、実践的解説などを行っています。これまで数々の大手サイト制作・ブランド開発の経験あり。

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