【最短ルート】30代未経験からのWebデザイナーデビュー実践方法

【最短ルート】30代未経験からのWebデザイナーデビュー実践方法

この記事にはプロモーションが含まれています

A子

実はもう30代なんだけど、今からWebデザイナーになるのって厳しいかな?いけんのかな?どうすればなれるのかな?なっても食っていけんのかな?・・・どう思う?

アドバイザー

・・・質問多すぎ(笑)

今回はこんな不安や疑問を抱く30代の方に、未経験からWebデザイナーデビューするための超実践的な手順について、現役のWebデザイナー独自の視点で解説していきたいと思います。

30代だからって諦めるのはまだ早いです。この記事を参考に頑張っていきましょう。

執筆者紹介
Web/UIデザイナー歴17年目のフリーランス。これまで数々のWebデザインスクール取材&体験を行ってきた経験をもとにしたWebメディアを運営。多数の大手企業Webサイト制作経験あり。» 詳細はこちら

タップできる目次

30代の未経験。Webデザイナーデビューは厳しいのか?

A子

30代からWebデザイナーデビューは厳しいの?どうなの?

一言で言えば、

スキルがあれば大丈夫。なければ厳しい。

これにつきます。

未経験でも、しっかりしたスキルがあれば30代はギリギリ大丈夫です。40代は厳しいですが(→この場合は起業の方がいいかもしれません)。

体力的な問題を問われると、それは健康状態にもよりますが一般的な体力があれば大丈夫です。

Web制作の場合、帰宅できる時間は一般的な企業と比べると遅い場合が多いですが、最近では時代の潮流もありだいぶ改善されてきました。基本的には大企業になるほど終業時刻はしっかり18時で終了などが多いですね。

【独学 vs スクール】30代の未経験からWebデザイナーになるには?

こんなイメージです

  • 独学 ※おすすめできない
  • 企業に入りながら勉強 ※絶対おすすめできない
  • スクール ※これがスタートライン

詳しく解説します

独学 ※おすすめできない

まず独学は、30代の今からでは遅すぎます。なぜなら独学は終わるタイミングが分からないため、場合によってはとても時間がかかってしまうからです。

未経験の方は基本的にどの程度学べばよいのか判断が難しいため、いつまでたっても「不安」な気持ちを抱え続けます。(ある意味それが学び続ける動機にもなりますが)

しっかり学んだと思っていざ就職してみると、実はまだまだスキル不足で周りについていけなかった、というよくある場面は「何をどの程度学べばよいか分からない」まま就職してしまったことが主な原因です。

独学は必要なことですが、それはこのタイミングではありません。
後ほど解説しますが独学はスクールで基本を学んだあとの作業です。

※補足
もしある程度独学した方は、現段階の知識が業界で通用するのかどうかDMM WEBCAMPの無料体験で相談してみる手もあります。

企業に入りながら勉強 ※絶対おすすめできない

昔は「ある程度独学したら企業で働きながら勉強しろ」という方もいましたが、その言葉の犠牲になって心が病んだ方はどれくらいいらっしゃるのでしょう。

新人を育ててくれる企業もあるとは思いますが、基本的には即戦力を求められます。

スキルが不足している状態では、一つの仕事も時間どおりに進められず徹夜作業になることも多いでしょう。

企業にとっても、あなたにとってもまったくオススメできないやり方です。

Webデザインスクール ※これがスタートライン

30代の未経験からWebデザイナーになる場合はこれがスタートラインです。
Webデザインスクールには未経験からスキルを習得させるための色々な仕組みがあります。たとえばこんな仕組み

  • プロが作ったカリキュラム
  • 期間内でスキルが習得できる
  • 講師のサポートで疑問や不安もあっという間に解決
  • スクール終了後に就職をサポートしてくれるスクールもあり

独学とスクールでスキル習得スピードの違いがあるのはこの仕組みがあるからです。

スキルを効率的に習得するには、まずはこの仕組みの中に身を置きましょう。
そしてしっかりした土台を身につけてから、足りない部分を独学ましょう。

アドバイザー

ここで独学ですね。

ある程度しっかりしたスキルを身につけていれば、その後の独学の習得スピードは全く違うものになると思います。

働きながら勉強するのもスクール卒業後のこのタイミングです。

この順番を間違えてしまうとかなり遠回りして40代ヘ突入してしまう場合があるため、とても大切なことです。

30代の未経験からWebデザイナーになって、つまりいくら稼げるの?

A子

そもそもWebデザイナーっていくら稼げるの?

日本全国的には普通

以下の記事でもご紹介していますが、転職口コミサイトの転職会議によるとWebデザイナーの平均年収354万円とのこと。

ちなみに参考までに転職会議で示しているその他の職業の年収はこちら

  • 一般事務:323万円
  • 販売・接客・ホールサービス:301万円
  • 法人営業:452万円
  • 美容師・理容師:277万円

出典:転職会議

個人の感覚ではこのWebデザイナーのデータは本当かな?というイメージですが(もっとある気がします。)

一度、転職会議のサイトに行ってご自分の職種を調べてみてください。
そのうえで誤差があるようでしたら、このWebデザイナーの平均年収も多少修正してご覧ください。

ただ、日本全国でデータを集計するとこれくらいになるのかもしれませんね。

関東なら高額月収が可能

関東在住の場合、実際の募集案件情報をご覧いただくのが一番分かりやすいのではないかと思います。

こちらのサイトの「Webデザイナー」をクリックしてご覧ください。
さくっと見ただけでもこんな月収案件がゴロゴロあります

レバテッククリエイターで掲載中の月収最大60万円の求人情報
レバテッククリエイターで掲載中の月収最大85万円の求人情報
レバテッククリエイターで掲載中の月収最大75万円の求人情報

こちらはフリーランスのWebデザイナー向け企業常駐型案件が掲載されたサイトです。

月収表記が〜○○円となっているため必ずしも希望通りにならない可能性もありますが、それでもスキルを習得することでこれだけ稼げる可能性を広げられるという点は魅力的ですよね。(実際私も企業常駐の際は、額面通りの月収を得ていました。)

現代では優秀なWebデザイナーは特に不足していますので、やるならしっかりスキルを身につけて稼げるようになりましょう。

最短ルートを解説。30代の未経験からWebデザイナーになる流れとは?

これまで解説した内容を踏まえ、デビューするための最短の流れを考えてみました。

未経験からWebデザイナーデビューするまでの流れ

  1. Webデザインスクールでスキルを習得
  2. スクールの就職サポートがあればそこを利用。
    なければWORKPORT ( » 詳細 )に相談
  3. Webデザイナーデビュー。企業で働きながら足りない知識を独学。
    2〜3年はそのまま実績をつむ

以下詳しく解説していきます

1.Webデザインスクールでスキルを習得

これは先ほど解説したとおり。
社会人にとってどんなスクールが良いかはこちらの記事で解説していますのでご覧ください

2.スクールの就職サポートがあればそこを利用。なければWORKPORTに相談。

スクールはできれば就職サポートがある所がいいでしょう。卒業後の就職を斡旋してくれます。
以下スクールはしっかり就職・転職・独立サポートしてくれるので安心です

オンラインスクール

  • DMM WEBCAMP
     転職・副業サポートあり
  • TechAcademy
     習得スキルを元にスカウトメッセージが届く

教室タイプのスクール

就職サポートがない場合は、未経験の転職にも力を入れている転職エージェントのWORKPORT ( » 詳細 )の利用が必須です。

経験者の転職エージェントは色々ありますが、未経験者に対応した転職エージェントはほとんどありません。WORKPORTはそんな未経験者も積極的にサポートしてくれる数少ないエージェントです。

IT・クリエイティブ業界に強く、非公開求人も含め常時15,000件の求人を保有しているため、自分の希望に合った仕事を紹介してもらえる可能性が高いです。
スクールに就職サポートがない場合はぜひこちらを利用しましょう。

3.Webデザイナーデビュー。企業で働きながら足りない知識を独学

無事に企業に就職できたら、ここであなたは念願のWebデザイナーデビューです。

ある程度のスキル(または、ほぼ実践的なスキル)はスクールで習得していると思いますので、ここからは実際の現場でしか学べないスキルや足りないスキルを独学しながら学んでいきましょう。

ベースの知識が済んでいることで独学でもスムーズに知識習得ができると思います。いきなり本格的に独学した場合とでは知識の理解力も違うのではないでしょうか。

ここでは最低でも2〜3年働いて実績を作りましょう。なぜなら次に転職する場合、実務経験2〜3年という条件が多いためです。

30代の未経験から着実にWebデザイナーの実績を積んだら、更なるステップアップがおすすめ

企業で実績を積んだあとは

  • A案.より条件の良い会社へ転職
  • B案.スクールで更にスキル習得 → 更に高い給料の会社へ転職
  • C案.フリーランスに転向 → 自由な働き方

このパターンのどれかで更なるキャリアアップされることをおすすめします。なぜなら未経験可で入った企業では収入面などの条件が悪い場合があるからです。
(とはいえ、気に入っていればもちろんそのまま働き続けてもいいと思います)

A案.より条件の良い会社へ転職

転職エージェントを通して理想的な企業へ転職しましょう。

転職サイトではなく転職エージェントの方がおすすめです。転職サイトは気軽に求人を探せるのは良いですが、本当に自分に合った会社か?もっと条件のよい会社はないか?などの相談をすることはできません。

転職エージェントは以下のようなメリットがあります

転職エージェントのメリット

  • あなたをカンセリングしてより良い企業を提案してくれる
  • 条件の良い非公開求人を紹介してくれる
  • 面談の調整・各条件・給料面などの交渉をしてもらえる

Web系で有名どころの転職エージェントはマイナビクリエイターです。

Web・ゲーム・IT業界専門の転職エージェントとしては業界トップクラスの求人規模を誇る転職エージェントなので、自分に合った条件の良い会社を紹介してもらえる可能性が高いです。

その他Webデザイナー向けの転職エージェントはこちらの記事もご覧ください

B案.スクールで更にスキル習得 → 更に高い給料の会社へ転職

実務経験を積みながら再度スクールで新しいスキルに挑戦することは、短期間で飛躍的なキャリアアップが期待できます。実務経験2〜3年後のキャリアアップを目指して早めに行動しましょう。

Webデザイナーのスキルからスタートしたあなたは、次のステップアップ候補としては以下のスキル習得が望ましいです

  • デザイン寄りのスキルをより高めたいなら  UI/UXスキルを習得
  • 技術的なスキルをより高めたいなら  プログラミングスキルを習得

特にプログラミングの方は人材不足のため転職にもとても有利ですし、いずれサービスを個人で開発して起業することもできる、とても可能性のあるスキルです。

スキル習得にお金をかけることは、短期間で効率的にキャリアアップができるとても優れた投資だと思います。未経験からWebデザインスクールに通って、早ければ3年目には全く違ったキャリア人生を送っている可能性がありますよ。

スキル習得後に再び2〜3年実務経験を積んだら、年収800万以上を目指せるハイクラス向けの転職サービスが待っています※スキルと経験があれば40代でもOKです。

C案.フリーランスに転向 → 自由な働き方

2〜3年の実務経験後、独立してしまう方法もあります。できれば独立するのであれば早めに意識をして人脈構築などを積極的に行っておきましょう。

また、独立後は会社員とは違い仕事がいつまでもあるとは限りませんので、長期的にどのように生き残っていくかも戦略を練っておくべきです。

ちなみに、はじめにご紹介したレバテッククリエイターはこの段階であれば積極的に利用していくことが出来ます。

未経験からWebデザインスクールでスキルを習得してから、早ければ3年目には憧れのフリーランスになっていることも夢ではありません。

30代未経験からのWebデザイナーデビュー実践方法 さいごに

30代未経験からWebデザイナーデビューするための疑問点や道のりについて解説してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?

簡単に図にまとめると以下のようなイメージです。
スクールが大きなきっかけとなってレベルアップしていますね

未経験からWebデザイナーデビューし、更にキャリアアップするまでの最短の流れ

ちまたのQ&Aサイトなどでは

匿名

30代未経験からのWebデザイナーは遅すぎるので無理ゲーです

なんて一言で終わらせる方もいらっしゃいますが、野暮な質問で人生諦めるのは馬鹿げていないでしょうか?

30代はまだ間に合いますよ。でも急がなければ厳しくなるのは事実です。

もしスクールを検討されている方は、まずは講師に今後のキャリアも含め相談すべきです。
以下の記事ではそんな社会人の方にとって、いきなりスクール選びから足を踏み外さないよう、おすすめスクールも含め解説していますのでぜひ参考にしてみてくださいね。

アドバイザー

以上、あなたの挑戦を心から応援しています!

よかったらシェアしてね!

執筆者

VOGELKUCK編集部のアバター VOGELKUCK編集部 Koichi Takahashi

Web/UIデザイナーになって18年目。普段はフリーランスで活動しながらも、このサイトではデザイナー目線で様々なサービスや商品のご紹介、実践的解説などを行っています。これまで数々の大手サイト制作・ブランド開発の経験あり。

タップできる目次