先生!わたしWebデザイナーになって稼ぎたいです!
というあなたに向けた記事です。
このページでは移り変わり激しいWeb業界について、2019年最新の情報に基づき、業界の仕組みや仕事内容を分かりやすく解説していきたいと思います。
また解説と合わせて、未経験からWebデザイナーになるための方法やアイデアについても独自目線でいろいろとご紹介していきますので是非参考にしてみてくださいね。
本気でWebデザイナーを目指しているあなたは必見ですよ!
Web/UIデザイナー歴17年目のフリーランス。これまで数々のWebデザインスクール取材&体験を行ってきた経験をもとにしたWebメディアを運営。多数の大手企業Webサイト制作経験あり。» 詳細はこちら
Webデザイナーの仕事内容
Webデザイナーの仕事は一言で言ってしまえば「ホームページ(Webサイト)を作る人」です。大小様々ありますがホームページを作り上げる人のことを広くWebデザイナーと言います。
小さいものは個人のものから、大きいものだと銀行やショッピングサイトなど様々なホームページが存在します。
例えば
Webデザイナーの働き方
ホームページは基本的には1人ですべて作り上げることが可能です。
そのため、フリーランスで自宅で独立している方が多いのも特徴です。
しかし1人よりも複数で作業を行った方がよりスピーディーで効率的に行えるため、作業を行う人を集めた会社組織も数多く存在します。
また、フリーランス同士チームを組んで作業を行う場合もあり、様々な働き方があるのもこの業界の特徴です。
スキルを身につければ自宅でも会社でも自由に仕事ができる。この自由さが魅力ですよね
Webデザイナーの働き方
- Web/広告制作会社で働く
- IT/一般企業などのWeb事業部で働く
- フリーランスとして働く
- 派遣で働く
Webデザイナーの年収
Webデザイナーとしての働き方によって年収はさまざまですが、転職口コミサイトの転職会議によるとWebデザイナーの平均年収は358万円とのこと。
平均年収
- Webデザイナー:358万円
出典:転職会議
また、役職や年齢によっても貰える給料が変わり、フリーランスなどは収入差が激しい働き方でもあります。
以下のページでは会社勤めの場合、フリーランスの場合で年収をご紹介しています。
具体的な受注金額を交えてご紹介していますのである程度リアルな数字が見えてきますよ。
ホームページの作り方
ホームページ1つを作るためにはとても多くの工程がありますが、ここではざっくりと4つに分けてご紹介します。
実際の案件を受注したイメージでご紹介します!
1. ヒアリング(打ち合わせ)・イメージ作成
まずはじめに「どんなホームページを作りたいか?」をはっきりさせるためにお客様から色々とお話を伺い、その内容を元にホームページの設計図(ワイヤーフレームやページ構成など)を作ります。
また、打ち合わせの段階で予算や納期についても取り決めを行い、その内容によっても設計図を変更したりする場合があります。
2. デザイン
仕上がったワイヤーフレームを元に、パソコンで実際のデザイン作業を行います。
デザインの知識や最近のデザイントレンドなど、あなたのデザインセンスがそのまま現れる重要な作業です。
デザインで使用するソフト
デザインするソフトウェアはPhotoshopやIllustratorを用いることが一般的ですが、最近ではSketchやAdobe XDなどの、より軽快でWeb/UIデザインに特化したソフトウェアもシェアを伸ばしています。
3. 構築
デザインが仕上がったら、構築を行います。
ホームページはデザインを作ればそのまま一般公開できるわけではありません。
IE・Chrome・Safariなどインターネットを見るためのソフト(ブラウザといいます)は、デザインされた各項目をそのまま認識することはできず、すべてHTMLやCSS、JavaScriptといったブラウザが認識できる形に作り変える必要があります。
構築で使用するソフト
構築するために必要なソフトウェアは、パソコンに入っているメモ帳がそのまま使えます。ソフトにHTMLやCSS言語でコードを入力することでホームページが作れてしまうのです。
しかし一般的にはDreamweaverのような構築専門ソフトを使って効率よく構築を行います。また、軽快でカスタマイズしやすいAtomやSublime Textもシェアを伸ばしています。
4. 公開
こうして構築が終わればいよいよ公開です。
仕上がったデータを「Webサーバー」というパソコンに移行して、そのアドレス(URL)をネットで入力するとホームページが表示されます。
Webサーバーとは?
ホームページを公開するための専用パソコンです。
一般的には有料レンタルでパソコンの公開スペースを借ります。◯GBなど
このとき、URLは有料レンタルサーバーのアドレスとなってしまいますが、これを独自のhttp://◯◯◯.comなどとしたい場合は、独自ドメインの契約をすることで取得できます。
公開後は…
※また、サイト公開後はRankTrackerなどを利用してサイトが希望のキーワードで上位表示されているかなどのチェックなどを行い、改善をしていく流れとなりますが、中々奥が深いのでここでは一旦省略します。
こうして無事公開されました。ざっくりと解説してまいりましたが、基本的にはこのステップでホームページは作られます。
Webデザイナーは全部やるの?
分業制が進んでいる会社勤務の場合は、Webデザイナーが担当する部分は主に1.ヒアリングと2.デザインです。
フリーランスの場合は、1〜4すべての工程を行う方もいらっしゃいますし、2.デザインのみ行う方や3.構築を行う方もいます。
ホームページは目で見て操作して使うものですので、「画面を作り上げる部分」はすべてWebデザイナーが関わりを持つことができます。
Webデザイナーのなり方
未経験からWebデザイナーになるにはいくつかのステップを踏む必要があります。
企業への就職を目指すのか独立を目指すのかでこの流れは多少変わりますが、ここではどちらにしても必要となる基本的なステップをサクッと簡単にご紹介します。
より詳しくは最後に関連リンクを載せていますのでそちらからご覧ください
1. 実績を作る
はじめに実績を作ることが大切です。
クライアントがあなたに案件をお願いする時に「この人はどんな仕事ができるのか?」を判断頂くためのとても重要なものですので、しっかりと取り組みましょう。
未経験の初心者が実績を作るためにはこんな方法があります。
実績を作る方法
- クラウドソーシングでコンペに参加する
- 友人や知人に声を掛ける
- 自分のブログサイトを作る
- 架空のホームページを作る
- 自分の商品を作ってそのランディングページを作る
2. 自分のポートフォリオサイトを作る
制作実績がたくさんできれば、企業へPRできる一つの材料ができあがります。
ポートフォリオサイトとは、企業へPRするためのあなたの制作実績や人柄が分かる自己アピールサイトです。
このサイトでは実績一覧やあなたが持っているスキル、目標などをしっかり伝えることが大切です。
サイトには、たとえば以下のような情報を掲載しましょう
掲載内容
- 実績の一覧
- プロフィール
- あなたが持っているスキル(Photoshop/Illustrator/HTML/CSSなど)
- あなたがWebデザイナー/コーダー/ディレクターとして目指したいこと
- 仕事をするうえで大切にしたいこと
3. 企業へアピールする
ポートフォリオも用意できたらいよいよ企業へのアピールです。
未経験のあなたが企業へ採用されることは、もちろん経験者以上に難しいことではありますが、何よりあなたを採用へと導いてくれる「ポートフォリオ」があることでしっかりと戦っていくことができます。
アピールする企業の探し方や方法としては以下の方法があります
企業の探し方
- Web Designingオンラインデータベースから探す
- Web制作会社年鑑で制作会社を探す
- 地道にネットで検索して探す
- 未経験専門の転職エージェンシーを利用する
Webデザイナーとして仕事をスタートするためには、単純に考えると「自己PRできるサイトを用意」+「企業にPR」の2つしかありません。
この2つをしっかり行うことでWebデザイナーとしてのキャリアをつかむことが出来るのではないでしょうか。
変わり続けるWebデザイナーという働き方
Webデザイナーは基本的にホームページを作る人ですが、ITの変化と共にその働き方や仕事内容もどんどん変化しています。
デザインのトレンドや使える技術なども年々変化しており”Webデザイナー”という肩書きすら数年後にはもしかすると変わっているかもしれません。
しかしながら、この業種が変わろうとWeb・ITが成長を続ける限りWebのスキルは求められます。
年々変わり続けるこの刺激的な世界はあなたのアイデアとセンスを常に必要としています。この可能性あるWeb業界に少しでも興味のある方は是非挑戦してみてください!
このページではWebデザイナーになるための知識やアイデアを沢山掲載していますので是非参考にしてみてくださいね