未経験のWebデザイナーとして企業に就職するための3つの就活ステップ

未経験でも就職できる!Webデザイナー初心者の3つの就活ステップ

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このページではまだWeb/IT業界未経験のあなたがWebデザイナーとして企業に就職するための3つのステップについて解説していきたいと思います。
こんな方に有効な内容ですので是非参考にしてみてください。

こんなあなた

  • ある程度Web制作の勉強が済んだ方
  • Web業界へ就職できずに悩んでいる方
  • 今すぐWeb/IT業界へ就職したい方

ページの最後の方では未経験可の企業の探し方についても解説していますのでぜひご覧ください。

執筆者紹介
Web/UIデザイナー歴17年目のフリーランス。これまで数々のWebデザインスクール取材&体験を行ってきた経験をもとにしたWebメディアを運営。多数の大手企業Webサイト制作経験あり。» 詳細はこちら

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1. まずは採用担当者の目線を持つ

企業で働いた経験がないあなたがWebデザイナーとして採用してもらうためには、目線を相手の企業側に変えてみることでどうすればいいか少し見えてくるのではないでしょうか。

たとえば、あなたが日々忙しいWeb業界で手伝ってもらえる人を探している採用担当者だとしましょう。
できればすぐにでも案件を任せたい。お客さんも質の高いものを求めている。
そんな時、もしも未経験のあなたが面接に応募してきたら何を考えますか?

疑い

  • 「この人はどの程度の技術力があるのだろう?」
  • 「お客様の要求にしっかり対応できるだろうか?」
  • 「忙しいWeb業界で我々と一緒に負けずに働いていけるだろうか?」

こんな不安が渦巻くと思います
そんな時、もしもこの不安に対して安心できる情報を与えられたらどうでしょう?

希望

  • 「しっかりしたホームページを作れる人なんだな」
  • 「独りよがりではなくお客様とのやりとりも経験したことがあるんだな」
  • 「熱い心意気と向上心を感じるぞ」

こんな安心感と期待で、ちょっと会ってみようかな、という気持ちに傾くはずです。

こう考えると、企業は未経験者を採用したくないわけではなく、すぐにでも働けて向上心がある人を探しているということが見えてくるはずです。
そこに気がつくと、未経験者のあなたが取るべき戦略が見えてくるのではないでしょうか。

ここからは、そんな採用担当者に「是非弊社に来て欲しい」と思って貰えるようなアイデアと、実際に就職するまでの方法について考えてみたいと思います。

2.ホームページ制作の実績を作る

企業へ就職するためにはホームページ制作の実績を作っておくことが大切です。
制作実績はあなたがどの程度の技術力があるのかを企業へ示す重要なアピールポイントであるため、スクールの課題レベルではなく本気で取り組んでいる姿勢が伝わることが最も重要です。

実務未経験の初心者が実績を作るためにはこんな方法があります

  1. クラウドソーシングでコンペに参加する
  2. 友人や知人に声を掛ける
  3. 自分のブログサイトを作る
  4. 架空のホームページを作る
  5. 自分の商品を作ってそのランディングページを作る

以下で詳しく解説します

1. クラウドソーシングでコンペに参加する

ランサーズクラウドワークスなどのクラウドソーシングではWebデザイン・ライティング・ロゴなど日々様々な募集案件が掲載されています。
そんな中、コンペ形式で開催されているWebデザイン募集案件は未経験者にとっては1つの登竜門です。

自分の実績がなくとも、良いデザインが提案できればお客様も積極的に採用してくれるため、まず始めにクラウドソーシングで実績づくりに挑戦することはとても有効です。

※メモ
デザインが採用されなくとも一般公開しないポートフォリオとして持っておきましょう。
コンペの金額は低いですが、運が良ければ継続的に依頼を受けることもあります。

2. 友人や知人に声を掛ける

友人や知人に無料・または格安で仕事を受けると声をかけてみる方法もいいかもしれません。たとえばこんなシーンが思いつきます

  • 写真好きな友達にギャラリーサイトの提案をしてみる
  • よく行く美容室に声をかけてみる
  • 新しく店を出す友人に声をかけてみる

などなど。格安ならお願いしたいと思う方もいますので声をかけてみる方法も有効です。

※メモ
スクールで学んだ程度の実績ではなく、自ら人と関わってホームページを作ろうとする姿勢は採用担当に評価されます。

3. 自分のブログサイトを作る

ここでいうブログサイトはアメブロやFC2ブログなどのような簡易ブログではありません。WordPressを使ったオリジナルデザインのブログサイトを作るということです。

WordPressは今やホームページ運営に欠かせないアイテムのため、この知識がある方はWeb業界では非常に重宝されます。

このシステムでオリジナルのホームページが作れることはHTML/CSSも一定レベルをクリアしているとみなされるだけでなく、ブログコンテンツもWebの知識・技術に関する記事を用意することで、より向上心と期待を抱かせることが可能ではないでしょうか。

※メモ
テンプレートを使ったものではなく、ゼロから作り上げたホームページであることが重要です。

4. 架空のホームページを作る

架空のホームページ制作は、ある種独りよがりの出来栄えになってしまい、それほど評価されない場合もあります。しかしながらその出来栄えがとても良かった場合においては評価を得ることができるのではないでしょうか。

出来栄えの良い・悪いは自分ひとりでは判断できないため専門的な第3者に評価してもらうことが理想です。

※メモ
ポイントとしては、企業サイト・ランディングページ・通販サイトなど、いくつか種類の異なるデザインパターンを用意することです。

デザイナー志望であればどれかしっかり構築されたホームページが1つあれば、あとはデザイン集だけでもかまいません。デザイン制作にしっかり時間を掛けましょう。

エンジニア志望であればしっかり構築されたホームページを作りましょう。

5. 自分の商品を作ってそのランディングページを作る

たとえばSUZURIなどのオリジナル商品が作れるサービスを利用して自身のオリジナルブランド商品を作り、それを紹介するサイト(ランディングページなど)を作るアイデアもあります。

オリジナルで作った商品を、自分ではなく誰か他のお客様が作ったものと想定してページを作ってみることで、より実務的なホームページ制作ができます。

※メモ
ただしこれだけではあなたの技術力が判断できないため、上記の架空ホームページ制作などでいくつかパターンを用意した方が良いでしょう。

2.ポートフォリオサイトを作る

制作実績がたくさんできれば、企業へPRできる一つの材料ができあがります。その実績集はどのように見せるのが理想でしょうか?

もちろん職務履歴書に実績のURLだけを載せることでも多少は伝わりますが、伝え方をもっと工夫することであなたの信頼感がより増します。

ポートフォリオサイトとは、あなたのWeb制作実績や人柄が分かる自己アピールサイトです。
このサイトのデザインは必ずしもこだわりすぎる必要はありません。それよりも重要なのは実績一覧やあなたが持っているスキル、目標などをしっかり伝えることです。

それぞれの実績については、たとえば以下のように情報をまとめましょう

実績の内容

  • 作品のキャプチャ画像
  • URL
  • 制作名
  • 制作期間
  • 使用ソフト・技術
  • (クライアントがいる場合は)お客様の要望
  • 制作のポイント

情報をまとめたら、それぞれ個別のページに掲載します。
その他ポートフォリオサイトに掲載したい内容は以下のとおりです

その他ポートフォリオへの掲載内容

  • プロフィール
  • あなたが持っているスキル(Photoshop/Illustrator/HTML/CSSなど)
    ※どの程度のスキルレベルかを表せるとより理想です。
  • あなたがWebデザイナー/コーダー/ディレクターとして目指したいこと
  • 仕事をするうえで大切にしたいこと

ポートフォリオが仕上がったら、レンタルサーバーを借りてサイトをアップしましょう。ロリポップ!のような格安のレンタルサーバーで充分です。

もし公開できない仕事が含まれていればベーシック認証でパスワードをかけてください。

※メモ
パソコンの無い状況での面談もあります。ポートフォリオは印刷したものも用意しておきましょう。

3.企業へアピールする

ポートフォリオも用意できたらいよいよ企業へのアピールです。

未経験のあなたが企業へ採用されることは、もちろん経験者以上に難しいことではありますが、何よりあなたを採用へと導いてくれる「ポートフォリオ」があることでしっかりと戦っていくことができます。

ここではアピール先企業の探し方を2つご紹介します

Web Designingオンラインデータベースから探す

Webデザイナーに最も読まれている雑誌「Web Designing」。そのWeb Designingのサイトでは、全国のWeb制作会社リストが検索できる「全国Web制作会社リスト オンラインデータベース」という機能が用意されています。

いろいろな条件で検索できる機能もあり、アピールするWeb制作会社を探す方法としてはとても便利です。
気になった制作会社のサイトで採用情報があれば是非応募してみましょう

※メモ
求人ページの「中途・新卒・経験者」というキーワードに怯むことなく応募してみる貪欲さが必要です。

中小企業など、意外と「人が集まらない」企業は多くあります。
そんな企業にとって、もちろん未経験の方を雇うことはある程度のリスクではありますが、しっかりとした実績を示したポートフォリオがあれば面談へと進む可能性は充分にあります。

実務未経験可の転職エージェントを利用する

転職エージェントのWORKPORT ( » 詳細 )は未経験の転職に力をいれている数少ないエージェントです。

PRするのが苦手だったり、もっと効率よく就職先を探している方にとってはこのような転職エージェントを利用することが非常に有効です。

特にWORKPORTはIT・クリエイティブ業界に強く、非公開求人も含め常時15,000件の求人を保有しているため、自分の希望に合った仕事を紹介してもらえる可能性が高いです。

また、大都市圏だけでなく全国の求人(東京・仙台・埼玉・横浜・名古屋・大阪・福岡・神戸)に対応しているのもポイントが高いですね。

企業へアピールするための方法としてはこのサービスを利用する事が最も効率的でおすすめです。リクナビNEXT「GOOD AGENT RANKING」で4年連続「転職決定人数部門:第1位」も受賞しています。

未経験→経験者に

いかがでしたでしょうか?業界未経験でもWebデザイナーになるイメージが湧いてきましたでしょうか。

初心者でもWebデザイナーとして就職デビューするために最も重要なことは何より「採用担当者の目線をもつこと」です。

それによってあなたが取るべき以下の行動が見えてきます

  1. 本気度が伝わるホームページの実績を作る
  2. あなたの魅力が伝わるポートフォリオを作る
  3. 貪欲に企業へアピールする

ご紹介してきたように、たとえ未経験でも就職するための方法は用意されています。
どんな仕事でも一度就職しておけば「経験者」の経歴を作ることができます。

希望する仕事内容でなかったとしても、まずは一度仕事を始めてみることで次のステップアップを狙うことが可能なので、未経験だからと諦めず、このページを参考にぜひ挑戦してみてくださいね。

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執筆者

VOGELKUCK編集部のアバター VOGELKUCK編集部 Koichi Takahashi

Web/UIデザイナーになって17年目。普段はフリーランスで活動しながらも、このサイトではデザイナー目線で様々なサービスや商品のご紹介、実践的解説などを行っています。これまで数々の大手サイト制作・ブランド開発の経験あり。9才児のパパでもあります。

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