【20代・大学生向け】Webデザイナーに新卒・未経験でなるための最適ルート

文系の大学に通う大学生です。全くの未経験なんですがWebデザイナーに憧れています。今からWebデザイナーになるための道筋を教えて頂けますか?
というあなたのための記事です。
この記事の主な内容
- “独学のみ”は正直おすすめしない理由
- 独学はいつ行うのがおすすめ?
- どんなWebデザインスクールで学ぶのが理想?
- 念願のWebデザイナーデビュー。でも失敗したらすぐ修正を
- WebデザイナーについてのQ&A
Apple、NIKE、資生堂MAQuillAGE、BALMUDA、素敵なサイトが世の中には沢山ありますがそれらを作り出しているのがまさにWebデザイナーです。
このページではそんなWebデザイナーに憧れる20代や大学生の方向けに、未経験からWebデザイナーになるための最適ルートについて、Webデザイナー歴15年目ならではの視点で色々とご提案していきたいと思います。

ページ後半では、Webデザイナーについての様々な疑問にQ&A形式でお答えしていますので、是非最後までご覧ください。
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未経験からWebデザイナーになるためには勉強は必要。しかし”独学のみ”は正直おすすめしない理由
知識ゼロからWebデザイナーになるためにはもちろん勉強が必要です。
私もそうでしたが、Webと全く関係のない大学だと独学でWebデザイナーを目指す方が多いと思います。
しかしそうした”独学のみ”で就職してしまった結果、私自身こんな事態に陥ってしまった経験があります。
新卒早々こんな事態に・・・
- 想像以上に周りのレベルについて行けずパニックに
- 徹夜作業の毎日
- IT専門学校卒の同期と差が広がる
- 危うくうつ病になりかける

一言でいうと、スキルが不足していたのです。
昔は今と違ってWebデザインをスクールで学ぶためには数百万円を払ってIT専門学校へ通う他なく、それ以外は独学で学ぶことが一般的でした。
建築学科出身の私も例外なく独学で学んだのですが、ある程度しっかりサイトが作れていたため問題なく働けると思っていたのです。
しかし実際はそう甘くなく、間違った覚え方をしている場面が多々あったのです。
つまり、独学→自己流だったのですね。
誰にチェックしてもらうでもなく、細かい内容の使い間違いにも気づかずそのまま就職して初めて気づいたのです。独学にはこういう事が起こり得ます。
現代なら10万ちょっとで本格的なWebデザインが習得できるスクールがありますので、ゼロからWebデザインを習得される方はスクールを併用されることを強くおすすめします。
それ以外にも、Webデザインをスクールで学ぶことが大切な理由
現在のWeb業界では常に即戦力が求められます。そのため、希望する会社で働くためにはある程度の最低ラインはクリアしていなければいけません。
しかし自分一人で学ぶ独学だと以下の点を把握するのは正直困難です。
独学だと把握するのが難しい点
- 目指すキャリアで求められているスキル・レベルを満たしているか?
- そもそも自分のやり方は間違っていないのか?
つまり、Web制作について標準的なスキルを持った方や業界について知見がある方に、今の自分でやっていけるかチェックしてもらう必要があるのです。
普通、大学では先生がいてテストがあって、業界へ就職するためのチェック体制が整っていますが、なぜかWeb業界へ就職しようとすると独学だけで行けてしまうと思い込んでしまうんですよね。
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では独学はいつ行うのがおすすめ?
Webデザイナーになるうえで独学は大切なことですが、本格的な独学についてはスクールでしっかり土台を身につけてから行うのがおすすめです。
たとえばこんな流れ
- 簡易的に独学
- スクールでスキル習得
- スクール卒業後、足りない知識を本格的に独学
- 会社に所属しながらさらにブラッシュアップ
スクールでは、まず自分の目指すキャリアに応じて学ぶスキルとレベルを講師から教えてもらうことができます。
その後その知識を効率よく習得できるスクール独自のカリキュラムで学習ができ、不明点などは講師に教えてもらうこともできます。
またこの際、不明点を自分で検索して答えを見つけ出す「独学のトレーニング」のような課題を行うスクールもあります。
つまり独学にもやり方があるのです。むやみに独学してもそれが自分の望むキャリアと繋がっていなければ本当に時間を無駄にしてしまいますので注意が必要です。
「簡易的に独学」について補足
ちなみに、スクールによってはそもそもWebサイトがどんなものなのかの基本解説が不足したままいきなりWebプログラミングの勉強が始まってしまうところもあります。
できれば多少なりとも基礎知識を学んでおくことで、スクールの受講期間を無駄にせず最大限活用できるためおすすめです。
以下書籍の第1章に軽く目を通すだけでもOKです。
どんなWebデザインスクールで学ぶのが理想?
Webデザインが学べるスクールは今や数多くありますし、学べる内容も多岐にわたります。
そんな中でのスクール選びは素人の方には中々難しいと思いますので、こちらであらかじめおすすめをご紹介しています。
【2023年3月最新】安い&無料!Webデザインスクール15社を徹底比較
安い、または無料のWebデザインスクールはないものか・・・とお悩みの社会人・主婦・学生の皆様のために、今回はWebデザインが安く&無料で学べてコスパ最強なおすすめスクールをタイプ別に詳しくご紹介していきます。
※20代・大学生向けということで、安価なスクールをご紹介しています。
または女子大生の方であればWeRubyという女子大生専門スクールがありますのでこちらもおすすめです。
- WeRuby 女子大生のためのキャリアデザインスクール
ポイントとしては、まずはWebデザイナーとして働くための最低限のスキルが学べること。そしてそのスキルが効率的に、無駄なお金をかけずに学べるスクールを選ぶことです。
今の時代なら10万円台から習得できるスクールもありますので、わざわざ専門学校などに200万円もかけて学ぶ必要はないと思います。
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未経験から新卒の就活をサポートしてくれるWebデザインスクールも
またWebデザインスクールを選ぶメリットして、スクールには就活をサポートしてくれるところがある点も挙げられます。
以下スクールでは就職までサポートしてくれる仕組みがありますので、優先的に検討してみて下さい。
オンラインスクール
- CodeCamp
就職・転職成功で特典あり - WeRuby
転職向けイベントが充実 - TechAcademyキャリア
習得スキルを元にスカウトメッセージが届く
教室タイプのスクール
- デジタルハリウッドSTUDIO by LIG 東京
就職・転職成功で20万円お祝い金などサポートはとにかく最強
※参考/Webデザイナー専攻 Web担当者プラン:407,000円(税込) - KENスクール ( » 詳細 ) 全7校
未経験からの就職実績多数
※参考/Web実践就転職総合コース:410,300円(税込)
もしWebデザインではなく「Webサービス・アプリ開発」を学びたい方は、なんと無料で学べて就職もできちゃう20代限定スクールもあります!
20代限定!就職支援付き無料ITスクール
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新卒からの就職活動はポートフォリオを用意することが第1歩
スクール卒業後は、時間がある限り何かサイトを複数作って作品集を用意しましょう。企業へ採用してもらうためには、あなたがどの程度の実力があるのか客観的に判断してもらうための材料が必要です。それがあなたの作品集(ポートフォリオ)です。
ポートフォリオはできれば「企業から依頼を受けた想定のサイト」を複数用意しておくと採用担当者もイメージしやすいです。
例えばこんなポートフォリオ案
- Webサービスサイト
- 不動産サイト
- リクルートサイト
- ECサイト
- 商品PRを1ページで表現したランディングページ
などなど、色々とバリエーションがあればいいですが、難しければ1ページはしっかり構築したもので、他はデザイン案だけでもいいかもしれません。
または、コーダーやプログラマー希望の場合はデザイン案よりもいくつかのプログラム言語を使った構築例を示すサイトが複数ある形でもいいかもしれません。
念願の新卒でWebデザイナーデビュー。でも失敗したらすぐ修正を。
無事に企業に就職できたら、ここであなたは念願のWebデザイナーデビューです。
でももし万が一、就職した会社がブラックだったり自分に合わない会社に就職してしまったと思ったら、再度転職エージェントを利用して修正しましょう。
この場合、あなたは新卒ではなく第2新卒となりますが、第2新卒の方が利用できる転職エージェントが多くなるため、あながち落ち込む必要はありません。
もちろん履歴書に書く短期退職については色々な企業でハードルになることもあるかもしれませんが、それでも若いうちなら売り手市場の現代、かなりの確率でWeb/IT企業への再就職は可能です。
問題はどちらかというと、この時に受けてしまった心の傷がその後の人生に与える影響です。何かに挑戦するたびに怖がったり、神経質になったり、ひきこもったり。それは短期ではなく長期的に悪影響を及ぼします。
傷口を大きくする前に、環境を変える方が得策な場合は多いため、めげずに自分が働きやすい会社を見つけましょう。
Webデザイナーにおすすめの転職エージェントはこちらでご紹介していますので参考にしてみて下さい。
【厳選5社】Webデザイナー向け転職エージェント<IT・Web専門>
このページではWebデザイナー向けのおすすめ転職エージェントを厳選してご紹介してまいります。現役Webデザイナーの方、実務未経験の方、それぞれ別々にご紹介しておりますので対象の方はぜひ参考にしてみてください!

以上!未経験から新卒でWebデザイナーになるための解説でした!
続いてWebデザイナーについて気になる疑問にお答えします
WebデザイナーについてのQ&A
ここからはWebデザイナーについてよくあるQ&Aについて私なりの視点で回答してみたいと思います。個人的な観点も多いですが、ぜひ参考にしてみて下さい。
Q1. 絵もイラストも描けませんが、Webデザイナーになれますか?
A. デザインにどの程度関わって仕事をしたいかによって必要度合いは異なります。
絵やイラストの必要スキル
- 構築をメインで行うWebデザイナー
絵もイラストも描けなくて全然大丈夫です - デザインもちょっとは行うWebデザイナー
アイコンが作れるくらいの簡単なイラストは描けたほうがベスト - デザインメインのWebデザイナー
絵もイラストも描けたほうがベスト&美的センス必須
デザイン寄りの業務を行うほどに美的センスが求められます。
たとえばWebサイトのメインビジュアルやバナー等を作成する際に、写真や有料素材では表現できない場面に出くわすことが多々ありますが、そんな時は自分で素材を用意しなければいけません。ここは比較的アートな感性が求められます。
絵の具の使い方は下手でもかまいませんが、PhotoshopやIllustratorを利用して素敵なビジュアルを作れるスキルは必要です。
美大卒でなくても、単純にデザインが好きな方であればスキルもすぐ上達すると思うので「デザインが好きか嫌いか」で考えても良いかもしれませんね。
デザインがどうしても苦手な方であればコーダーやプログラマー寄りのWebデザイナーがおすすめです。無理に美的センスを磨くよりもエンジニアスキルを向上させましょう。
Q2. 新卒でフリーランスにはなれますか?
A. 新卒でいきなりフリーランスには、なろうと思えばなれます。
昔は人脈や実績がなければ営業すら厳しいでしたが、現代ではクラウドワークスやランサーズなどネット上で仕事ができるサービスがありますので。
ただし、フリーランスとして仕事を続けていけるかどうかは別です。ランサーズなどは単価がかなり低いですし、そもそもライバルが多すぎて仕事を確保するのも簡単ではありません。かなり貧乏生活を覚悟の上ならいいかもしれませんが・・・
やはり、フリーになるなら一度でも会社へ所属し、人脈と実績を作って(自分ブランド化)そこから仕事を確保出来るようにした方がより高収入が期待できます。
Q3. Webデザイナーに将来性はありますか?
A. よく聞く人工知能(AI)には取って代わられる日が来るかもしれません。
たとえば勝手な想像をすると、コーディングやプログラミングは自動で最善の提案を何案か作り出してくれる仕組みができるでしょう。
同じくWebのレイアウトも、人間の視線移動や行動・感情データを元にした最善のデザイン案を何案か自動で作り出してくれる仕組みができるでしょう。
そうなると、デザイナーもエンジニアも大幅に削減されます。悲しいですね。
そうなったときに生き残るのはAIが作り出した提案をセレクトする人物。つまりアートディレクターやプランナーやディレクターやSE、経営者などですね。
UIデザインもいずれAIに取って代わられそうですが、UXデザイナーならセレクトする側の立場なので生き残りそうです。
とはいえ、それが普通になるまでには一体何年かかるのかは謎ですが。
つまり、Webデザイナーになったら、いずれ来るそんな未来のためにできるだけ対策をしておいた方が良さそうです。
対策方法
- UXデザイナーになる
- SEになる
- ディレクター・プランナー・経営者になる
- コンサルタントになる
もう一つ別の見方をすると、Webデザイナーのスキルがあればこんな対策も可能です
対策方法2
- ネットビジネスをはじめる
- Webサービスをはじめる
- アフィリエイトを始める(ライティングスキルUP)
これらはいずれもWebデザインのスキルを発展させて展開可能なビジネスです。
と、こうやって考えてみるとWebデザイナーはそれ単体では将来的に衰退してしまうかもしれませんが、様々な形に発展させることができるベースとしての強み(将来性)があります。
インターネットは今後も発展を続けるため、今では想像できない仕事もWebデザイナーの選択肢になってくるかもしれませんね。

以上!Q&Aでした。20代や学生の皆さんは、ぜひ後悔しない人生を頑張って掴み取ってくださいね!
この記事が参考になりましたらとても嬉しいです。
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