【値上げ】Adobe Creative Cloud 2025年価格改定!旧プラン&Pro・Standardとの比較まとめ

【値上げ】Adobe Creative Cloud 2025年価格改定!旧プラン&Pro・Standardとの比較まとめ

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A子

Adobeがまた価格改定したみたいね…

2025年8月1日(金)からAdobe Creative Cloudコンプリートプランが以下2つのプランに生まれ変わりました

2つの新プラン

  1. Adobe Creative Cloud Pro
    102,960円/年(税込)
    39,362円/年(税込)※学生教職員版 新規
    50,160円/年(税込)※学生教職員版 2年目
  2. Adobe Creative Cloud Standard
    72,336円/年(税込)
上記、通常版の年一括払い価格です。月々払いなどはこちらをご覧ください

▼通常版

Adobe CC ProAdobe CC Standard
年契約月々払い月額 9,080円月額 6,480円
月々払い月額 14,480円月額 10,280円
年間一括払い年額 102,960円年額 72,336円

▼学生・教職員版(新規購入)

Adobe CC ProAdobe CC Standard
年契約月々払い月額 3,280円なし
年間一括払い年額 39,362円

▼学生・教職員版(2年目以降)

Adobe CC ProAdobe CC Standard
年契約月々払い月額 4,180円なし
年間一括払い年額 50,160円

※すべて税込み価格

旧コンプリートプラン個人版が年一括払いだと86,880なので、Proだと年額16,080円割高となり、Standardだと年額14,544円安くなります。

学生・教職員版は現在のものより最大1.5倍ほど割高となり、こちらは今後Proのみの提供となります。

アドバイザー

このページでは新旧プランの違いなどを分かりやすく解説していきますのでぜひ参考にしてみてください!

タップできる目次

Adobe新旧プランの比較 まとめ

まずは全体像として、旧コンプリートプランと今後新しくなるPro・Standardの違いを比較表にまとめましたのでご覧ください

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比較
コンプリートプラン
Adobe CC
Pro
Adobe CC
Standard
パソコン版◯
利用可能
◯
利用可能
◯
利用可能
モバイル・Web版◯
利用可能
◯
利用可能
△
一部制限あり
生成AI△
1000クレジット
◯
無制限
△
25クレジット
プレミアム生成AI✕
なし
◯
4000クレジット
✕
なし
Fireflyボード(β)✕
利用不可
◯
利用可能
◯
利用可能
 アドビ以外の生成AI✕
利用不可
◯
利用可能
✕
利用不可
クラウドストレージ100GB100GB100GB
価格▼年間一括払い
86,880円/年
▼月々払い
12,380円/月
▼年契約月々払い
7,780円/月
▼年間一括払い
102,960円/年
▼月々払い
14,480円/月
▼年契約月々払い
9,080円/月
▼年間一括払い
72,336円/年
▼月々払い
10,280円/月
▼年契約月々払い
6,480円/月
価格
※学生・教職員版
新規初年度▼年間一括払い
26,162円/年
▼年契約月々払い
2,180円/月
▼年間一括払い
39,362円/年
▼年契約月々払い
3,280円/月
なし
2年目以降▼年間一括払い
43,322円/年
▼年契約月々払い
3,610円/月
▼年間一括払い
50,160円/年
▼年契約月々払い
4,180円/月

なお、Adobe CCコンプリートプラン以外の以下単体プランなどは変更ありません

以下は変更なし

  • Creative Cloud 個人版の単体プラン
  • Creative Cloud フォトプラン
  • Adobe Express プレミアムプラン
  • Adobe Substance 3D コレクション
  • Adobe Substance 3D テクスチャリング
  • Adobe Stock
  • Acrobat Standard
  • Acrobat Pro
  • すべてのアドビモバイルプラン(単体プランとバンドル)

1. パソコン版環境はいずれも変更なしで利用可能

Adobeデスクトップアプリ
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コンプリートプラン
Adobe CC
Pro
Adobe CC
Standard
パソコン版◯
利用可能
◯
利用可能
◯
利用可能

Adobeの各種ツールをパソコンで利用できるのはこれまで通りでPro、Standardともに変わりありません。

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20種類以上のデスクトップアプリケーションが利用可能です。

2. モバイル・Web利用はStandardで一部制限あり

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コンプリートプラン
Adobe CC
Pro
Adobe CC
Standard
モバイル・Web版◯
利用可能
◯
利用可能
△
一部制限あり

iPad・iPhoneやWebサイト上で利用する場合、Proではすべて利用可能ですが、Standardでは以下の通り一部制限があります

アプリAdobe CC
Pro
Adobe CC
Standard
Acrobat◯◯
Adobe Express◯◯
Adobe Fresco◯◯
Adobe Podcast◯◯
Illustrator web(Beta)◯◯
Photoshop Express◯◯
Premiere Rush◯◯
Lightroom モバイル版◯基本機能
Photoshop iPad 版◯基本機能
Photoshop iPhone 版◯基本機能
Photoshop web 版◯✕
Illustrator iPad 版◯✕
Lightroom web ギャラリー◯✕
アドバイザー

PhotoshopやIllustratorなどをiPadやWeb版で利用していた方はStandardにすることで利用できなくなりますのでご注意ください。

3. 生成AI利用はProで無制限、Standardで25クレジットまで

Photoshopの生成AI
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コンプリートプラン
Adobe CC
Pro
Adobe CC
Standard
生成AI△
1000クレジット
◯
無制限
△
25クレジット

生成AIの利用クレジット数がProでは無制限、Standardでは25クレジットと大きな違いがあります。

これまでのコンプリートプランでは1,000クレジット利用可能でしたので、生成AIをよく利用していた方にとっての影響は大きそうです。

生成AIを普段利用しない方のために簡単にご紹介しますと、Adobeでは主に以下のような生成AI機能が利用可能です

主な生成AI機能

たとえばPhotoshopで画像生成を1回行うと1クレジット分が消費されますが、生成AIを試したことがある方ならご存知だと思いますが、実際、指示した内容と書き出された画像でイメージが違っていたパターンは多いです。

Adobe Photoshopで生成AI作成

そのため、何度も試して生成してみることが多いので、実際Standardの25クレジットというのは下手をすると1〜2回編集作業をするとあっという間に使い切ってしまう内容です。

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もし生成AIを普段から利用されている方であれば間違いなくProを選択する必要が出てきますのでご注意ください。

4. プレミアム生成AI利用はProのみ利用可能

Adobe Firefly
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コンプリートプラン
Adobe CC
Pro
Adobe CC
Standard
プレミアム生成AI✕
なし
◯
4000クレジット
✕
なし

上記生成AIの他にプレミアム生成AI機能として4000クレジット分がProにのみ提供されています。

プレミアム生成AI機能では、Adobeの生成AIアプリケーションAdobe Fireflyを利用した「動画生成」「音声翻訳」のほか、Premiere Pro の「動画生成延長」など、映像・音声系のAI生成に利用できます。

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生成AIで動画を作りたい方も選択肢はPro一択となります。

5. Fireflyボード(β)利用可能

Fireflyボード
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コンプリートプラン
Adobe CC
Pro
Adobe CC
Standard
Fireflyボード(β)✕
利用不可
◯
利用可能
◯
利用可能

Fireflyボードとは生成AIを使いながらアイデア出しや絵コンテ作成などができるツールです。現在はβ版として提供されています。

コメント機能もあり、チームでのアイデア出しやフィードバックをスムーズに行うことも可能。

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デザインの方向性を素早く形にできるのが魅力ですが、この機能はPro・Standardともに利用可能になります。

6. アドビ以外の生成AI利用はProのみ利用可能

Google Imagen
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コンプリートプラン
Adobe CC
Pro
Adobe CC
Standard
 アドビ以外の生成AI✕
利用不可
◯
利用可能
✕
利用不可

画像生成AIはAdobe以外にもOpenAI GPTGoogle ImagenVeoFluxなど様々なモデルがありますが、Pro版ではこれらから直接呼び出しが可能になります。

制作効率も表現バリエーションも充実しますのでかなり便利な機能です。AI利用を重視したPro版ならではの機能です。

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なお、こちらはStandardでは非搭載です。

7.クラウドストレージは変わらず100GB利用可能

Adobeクラウドストレージ
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コンプリートプラン
Adobe CC
Pro
Adobe CC
Standard
クラウドストレージ100GB100GB100GB

旧コンプリートプランから変わらず、100GB分のクラウドストレージが付属します。

アドバイザー

Pro・Standardともに利用可能です。

8. 価格はProが年10万円超え。Standardはやや割安に

Adobe CC ProとStandardの価格
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コンプリートプラン
Adobe CC
Pro
Adobe CC
Standard
価格▼年間一括払い
86,880円/年
▼月々払い
12,380円/月
▼年契約月々払い
7,780円/月
▼年間一括払い
102,960円/年
▼月々払い
14,480円/月
▼年契約月々払い
9,080円/月
▼年間一括払い
72,336円/年
▼月々払い
10,280円/月
▼年契約月々払い
6,480円/月

旧コンプリートプランでは年間一括払いで税込86,880円でしたが、Proでは年102,960円となり、Standardでは72,336円となります。

さすがに年10万円も超えると手を出しずらくなるのでセールの重要性がより増しますね。

アドバイザー

または生成AIを利用しない方であれば年14,544円ほど安くなるので、この商品改定がメリットと感じる方も多いかもしれません。

9. 学生・教職員版はPro一択に

Adobe 学生・教職員版
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コンプリートプラン
Adobe CC
Pro
Adobe CC
Standard
価格
※学生・教職員版
新規初年度▼年間一括払い
26,162円/年
▼年契約月々払い
2,180円/月
▼年間一括払い
39,362円/年
▼年契約月々払い
3,280円/月
なし
2年目以降▼年間一括払い
43,322円/年
▼年契約月々払い
3,610円/月
▼年間一括払い
50,160円/年
▼年契約月々払い
4,180円/月

学生・教職員版はStandardのような廉価版がなく今後Proのみの提供となります。

これまでは年一括払いで新規初年度26,162円、2年目以降で43,322円でしたが、今後は年一括払いで新規初年度39,362円、2年目以降で50,160円となります。

アドバイザー

これまで年間で2.6万円〜4.3万だったものが、4万〜5万位になってしまうので、学生にとってはなかなか躊躇してしまう価格帯ですね。

まとめ「Pro・Standard」どちらのプランを選ぶべき?

Adobe CC ProとStandardの価格

ProとStandardで迷われる方もいらっしゃるかもしれませんが、選び方は簡単です

選び方

  • Adobe CC Pro

    iPadやiPhoneでも作業したい方
  • Adobe CC Standard
    AI機能を使わなくて良い方

Standardの方も多少はAI機能を使えますが、簡単なお試し程度です。AIを少しでも使いたい方はProプランがおすすめです。

一方画像生成AIは使わない、もしくはChat GPTStable Diffusionなどを利用して、Adobeの方は使わないという方はStandardがおすすめです。

アドバイザー

以上!旧コンプリートプランとPro・Standardの違いについての解説でした。

旧コンプリートプランは2025年8月1日以降Pro版へ自動移行【要注意】

Adobe CC旧コンプリートプラン

なお、旧コンプリートプランで契約している方は2025年8月1日以降、自動的にPro版へと自動移行すると同時に、Proの機能が使えるようになります。

Standardではない点にはご注意ください。

新価格は次回の更新日に適用されるため、近日中に更新を迎える方は自動的にProの価格が適用されてしまいます!

アドバイザー

今後Standardを希望される方は、8/1以降アカウント管理ページから事前にプランを変更しておくことをおすすめします。

Standardは今後Adobe公式サイトのみの販売に

Adobe CC Standard

次回以降をStandardにしたい方は、Proに移行する前(更新日前)にあらかじめ切り替え・購入しておくことで変更可能です。

なお、公式のアナウンスではStandardの方は今後販売店(店頭・オンライン)では販売されず、Adobe公式サイトのみの販売となるようです。

アドバイザー

Amazonで買えなくなるのは残念ですね。。

Adobe CCを今後も安く買う方法・対策

値上げはしんどいですが、少しでもお得に購入する方法はありますので以下参考にしてみてください

お得に購入する方法

  1. Adobeセールやキャンペーンで購入
  2. Adobe CC学生版が買える通信講座で購入

1. Adobeセールやキャンペーンで購入

例年Adobeは年4〜5回ほどセールを実施しており、その期間中に安く購入することができます

なお、最近は通常価格の50%OFFセールを実施することが多くなりましたので、今後も半額で購入できる可能性があります。

ただ注意が必要なのは、セールが実施されるAdobe公式サイトは新規購入者限定という点です。(Amazonアドビセールの方は更新購入もOK)

ProプランはAdobe公式・Amazon双方で販売されますが、Standardの方はAdobe公式のみの販売となるため、更新購入者はセール対象外となる可能性があります。

今後Standardのセール待ちをされる方は注意が必要です。

アドバイザー

Adobe最新セール情報については以下記事でまとめています

2. Adobe CC学生版が買える通信講座で購入

社会人でもAdobe CC学生版が買える通信講座というものがあります。

価格は68,800円(Adobe CCアカデミック1年版+動画講座)でパッケージ販売されており、社会人も購入OK商用利用もOKとなっています。

ただし、アカデミック版も価格改定に伴い、今後こちらの価格も変更になるかもしれません。

アドバイザー

通信講座については以下記事も参考にしてみてくださいね

アドバイザー

その他、Adobe CCを安く購入する方法については以下記事でもまとめていますので合わせてご覧ください

よくある質問

旧コンプリートプラン契約中の場合はどうなりますか?

旧コンプリートプランは2025年8月1日に新プランのProに自動で切り替わります。特に何かをする必要はありません。残りの契約期間はProの機能がそのまま使えます。

購入済みで未使用のプリペイドコードはどうなりますか?

購入済みのプリペイドコードは2025年8月1日以降はPro用として引き続き利用可能です。差額など支払う必要はありません。

生成AIクレジットは翌月に繰り越せますか?

いいえ、残念ながら毎月リセットされます。Proであれば無制限で利用できますので、AIをよく利用される方はそちらがおすすめです。

アドバイザー

以上!Adobe CCの新旧プラン比較でした!
参考になりましたら嬉しいです。

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執筆者

TAKAHASHIのアバター TAKAHASHI VOGELKUCK運営

Web/UIデザイナーになって18年目。普段はフリーランスで活動しながらも、このサイトではデザイナー目線で様々なサービスや商品のご紹介、実践的解説などを行っています。これまで数々の大手サイト制作・ブランド開発の経験あり。

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